身分証明にも用いられる住民基本台帳カードが各地で偽造され、携帯電話や銀行口座の不正取得に悪用されたケースが2007年度で少なくとも16都府県で計50件に上ったことが、総務省の調査でわかったそうです。
⇒読売新聞:偽造住基カードで口座など不正取得、悪用50件に上る
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080106i101.htm読売新聞の記事では「偽造が容易」「住基カードの信頼性が揺らぐ」とありますが、50件の内容を見るとその判断は早計と思います。
住基カードを(外見上)偽造することは難しくありません。パスポートのようにホログラムが施されているわけでもありません。
ただし、それは自動車免許証でも同じで、目視確認による本人確認というレベルにおいては住基カードだけが特別偽造しやすいわけではありません。
問題は本人確認ではなく、住基カードを使用した様々な申請なども可能になるような偽造が可能かどうかです。これが可能であれば大問題で、住基カードの仕様そのものを見直さなければいけません。
ただ、そのためにはICチップレベルでの偽造が必要になるのですが、私の知っている範囲ではそうした偽造は行われていないようです。
住基ネットの問題はセキュリティやネットワーク知識のない方が不必要に不安を煽ってしまうケースが多いです。
私は今の住基カードの発行体制や管理体制に満足しているわけではありませんが、正しい認識の下に立って議論をすべきだと思います。
posted by 熊谷としひと at 13:45| 千葉 |
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