総会の後、財政局から来年度予算の編成にあたっての状況の説明を受けました。
不況の影響で市税収入が当初予測より減収となり、大幅な収支不足が発生するようです。まだ記者会見前なので金額は明らかにできませんが、想像以上に厳しい状況です。
●借金返済計画はパーに
しかも、大幅なコストダウン(前年度から30億円減)や市税などの徴収強化を行った上での金額ですから、これはいよいよ進退窮まった感じです。
結局、借金返済計画である公債費負担適正化計画を放棄せざるをえなくなり、約束していた市債発行の上限額350億円を超えて大幅に借金することになりそうです。
●アメリカの金融恐慌を織り込めばさらに悪化の可能性も
さらに頭が痛いのはこの予測は今年の8月頃の景気動向をベースにしていることです。つまりアメリカの金融恐慌は織り込まれていないということです。下手をするとここからさらに下ぶれするリスクも捨て切れません。
現在の不況は1年やそこらでは回復しないことは確実ですから、平成22年度以降も予測より収入が減ることになります。そうなれば千葉市の借金返済は全く進まない、下手をするとさらに悪化することも考えられます。
●無理なコスト削減が市に与える影響が心配
今年度すでに大幅なコストダウンを実施しており、業者などから悲鳴の声があがっています。そうした中で来年度も施設維持費を11%カットするなど更なる削減をすることでどれほど地元業者や市民に影響が出るか、考えただけで気が滅入ります。
ムダを省くことは重要ですが、ムダが無いものまで無理やり削減することになっては千葉市の活力が失われます。職員の士気低下も心配です。
●大規模開発は見直さざるを得ない
以前から指摘しているように、大規模開発事業の見直しはもはや避けられないと思います。
市長を含め推進派は「税収を上げるために開発は必要」と主張していて私も分からないではないのですが、家が傾いているのに隣に新しい家を建てる人がいるでしょうか? 最初の計画にこだわってぐずぐずしているうちに手遅れになりかねません。
未利用地の売却だけでなく事業売却なども今後検討する必要があります。
2008年11月13日
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まさにそこですね。維持費のことを考えると今後の人口減少時代を想定して身の丈に合わないものを作ることは避けるべきです。日本の補助金制度が維持よりも建設に比重が置かれているため全国的に起きている異常な光景です。
>追込1番さん
麻生首相の誤読ですね(笑)
公務員の給料はやはり庶民からすれば納得のいかないものでしょう。民間であれば自分に直接責任がなくとも会社が赤字になったり業績が悪化すればボーナスが削られますが、公務員はそこが眼に見える形でカットされないことが外から見ればおかしく見えますよね。
これを毎年だったら、やっぱり千葉市破綻しません?発行しすぎです。
金融恐慌に伴う最悪のシナリオを見定め、冬眠プランをつくっておいて欲しいです。
また、コメントを頂くのは本当に有難いのですが、あまりに多いと他の方のコメントが分からなくなるケースもあるので同じような主張の場合はどこかに合わせて頂けると助かります。