少子化関連で気になる記事を2つほど。
●休日保育・夜間保育、政府目標の半分程度の進捗率
04年12月に政府がまとめた総合的な少子化対策「子ども・子育て応援プラン」の125項目について、09年度の目標に対する進ちょく状況が明らかになりました。
休日保育や小児科医療の充実など、出産・育児の環境整備で遅れが目立ち、3月末時点での目標に対する進ちょく率は、休日保育所(目標:2,200カ所)で44%、午後10時まで預けられる夜間保育所(目標:140カ所)も57%にとどまっています。
自治体レベルで抜本的な予算・人員のシフトを行わない限り、上記数値は達成できないと思われます。
また、これは介護の現場でも言えることですが、現場を担う人材の育成・労働環境の整備も同様に取り組んでいかなければなりません。
●「子供あり」、妻が正社員なら非正規社員の2倍
最近3年間に結婚した夫婦のうち、妻が正社員の場合はパートなど非正規社員の場合に比べ、子供が生まれた割合が約2倍になることが7日、厚生労働省の調べで分かりました。
これは企業の育児休業制度などが出生率にある程度影響を与えることが分かるデータであり、日本の今後の労働政策を考える上でも重要なデータであるといえます。
日本は今急速に非正規社員が増えており、それによって人件費削減を達成し企業は大幅に利益をあげています。
しかし、それは一過性のもので、正社員の減少によるノウハウの離散や消費者物価指数の低迷を招くなど、日本の将来を考えた時、決してバラ色なことだけではありません。
非正規社員の社会保障・福祉をこれからどうしていくのか、政治も企業も真剣に考えていかなければいけません。
2007年03月11日
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