先ほど袖ヶ浦から戻ってきました。
学校図書館と中央図書館の連携による読書教育のあり方について、先進都市の取り組みを聞いてきました。
千葉市の読書教育の充実について今後研究していきたいと思います。
途中の電車でようやく全ての新聞に目を通すことができました。
各紙、様々な勝因・敗因分析をしていますが、一部見受けられる「近視眼的な議論に終始し、憲法・安全保障など国の行方を左右する議論が不足していた」という総括に対して私の私見を。
●軽視したのではない。安倍内閣に任せられないということ
確かに今回の選挙で、外交や憲法という問題はあまり議論されませんでしたし、国民も投票にあたって重視しませんでした。
しかし、それをもって「国民が近視眼的だ」というのは穿った見方だと思います。そうした方々が危惧するほど、国民は安全保障・憲法について軽視しているわけではありません。
憲法改正に向けて具体的な議論を進めること、日本の教育をもう一度作り直すこと、拉致を始めとした外交問題に毅然とした態度で臨むこと、公務員制度を抜本的に改革すること、それら全ては方向性はともかく、日本が正面から見据えて取り組まなければならない課題です。
しかし、年金問題を巡る後処理のドタバタさ、ザル法を強行採決で強引に押し通したこと、問題閣僚への対応のまずさなど、あらゆる面で総理の未熟さを露呈し、「こんな人に憲法や安全保障など大事な問題を任せられない」ということが国民の判断なのではないでしょうか。むしろ重要性を理解しているからこその審判ではないでしょうか。
そこを見誤ってはいけないと思います。
また、民主党の立場から勝因を挙げるのであれば、やはり地方基盤の強化が挙げられます。
●地方議員の増加により、ようやく足腰の強い政党に
私自身が地方議員ですが、今まで民主党は国会議員の割合ほどには地方議員が居ないため、「頭でっかち」「風頼み」と言われていました。
しかし、先の統一地方選挙も含め地道に地方基盤の強化を図ってきた結果が、底上げに繋がったと思います。
私もこの数ヶ月、様々な場所で有権者の方と話をする度に民主党のビジョンを訴え続けましたが、今まで民主党の活動といえばテレビで見るだけで、こうした日常生活の中で民主党の考えに触れる機会はありませんでした。
顔の見える政党、これが政権交代を訴えるには最低限必要なステップでした。
例えば、千葉で言えば、長浜さんがトップ当選。労組は今回加賀谷さんについたため、長浜さんは党組織を中心に選挙活動を進めました。
従来の民主党であれば労組が居なければ人がまともに動員できませんでしたが、今回は各地にいる地方議員が主軸となり、その支援者が支えるという新たな民主党の戦い方ができたと思います。
労組が前面バックアップした加賀谷陣営でも、加賀谷選対に入った一部県議と千葉市議を中心に積極的に街宣活動を展開し、浮動票の獲得に成功しました。
年金問題、閣僚不祥事という敵失に加え、こうした地方組織の強化が風を最大限につかむ力となったことは確実で、民主党は今後も地方組織の強化に取り組んでいかなければいけません。
いずれにしても、今回は敵失によるものが大きいのは事実です。
私達はチャンスと期待を頂いた。いたずらに対決ばかりで国政を停滞させるのではなく、国政に責任を持つ対応を行っていく必要があります。
■熊谷としひと公式Web:http://www.kumagai-chiba.com/
2007年07月30日
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