今日は公明党・市民ネット・共産党の代表質問が行われました。
昨日の自民・民主の代表質問と合わせて特徴をまとめます。(新政ちばが火曜日に残っています)
●自民党(小梛幹事長)
市長を支える第一会派らしく市政全般について質問。
建設業に造詣の深い小梛議員らしく、橋梁問題や道路問題、高速道路の割引に触れ、要望でも低価格入札への厳格な調査を求めるなど、建設関連がやや多かったかもしれません。
<特徴的だったもの>
・メタボリック対策
・犬対策(狂犬病など)
・中小企業支援
●民主党(布施幹事長)
市長に対しては是々非々の第2政党として市政全般について見解を問う質問。財政と保健福祉に比重が置かれていたかと思います。特に徴収率に関しては、例の徴収率改ざん問題以降、布施議員は継続して研究していたこともあり、市税・保育料・国保・市営住宅・下水道全ての分野に関して徴収状況を問い質しました。
・市役所への不当要求への対策
・モノレール延伸問題
・自転車を活用した街づくり
・救急医療、妊婦流産への対応
●公明党(川岸幹事長)
自民党と同じく与党としての立場から、質問。
質問の最初に地方分権を持ってきたり、ガン治療、観光産業、携帯電話・携帯メールの活用など、他の会派には無い側面からの質問が新鮮でした。特にフィルムコミッションは、いつか質問しようと思っていた分野なので嬉しいやら悲しいやら。
・5ヵ年計画は長い、3年にしては
・首都圏ツーリズムへの取り組み
●市民ネット(湯浅幹事長)
共産党と並ぶ貴重な批判的会派として、市政全般に対して批判と提案。
ネットらしく、いきなり「有事法制・国民保護訓練に千葉市は入っているのか」「パトリオット3の習志野配備についてどう考えているのか」など左派バリバリの主張からスタートしたことが印象的でした。
・財政再建への取り組みが遅かったのではないか
・情報通信、個人情報保護への取り組み
・文化財保護
●共産党(野本相談役幹事)
真打ち登場。華麗な市政批判で議場の雰囲気を支配していました。さすが10期の大ベテラン野本議員。内容としては共産党らしく全体を貫くのは大型事業への批判、弱者に対して優しい市政の要求でした。
・大型開発事業が市の借金を増やしたことへの反省がない
・耐震化が遅れていることを市長が知ったのはいつか
・保育所民営化計画がなぜ議会に説明が無かったのか
■総括:聞くだけの質問に意味があるのか
個人的な見解としては、ネットと共産党以外は何のための質問か私には理解ができませんでした。
長々と市政全般について質問して、市長や副市長に取り組み状況を説明してもらう、だけです。2回目は質問ではなく要望、3回目は無し。これでは「代表質疑」ではなく「市政報告会」にしか私には思えません。
確かに全て聞けば、私がまとめたように各会派毎に質問する分野は微妙に違っており、そこに各会派が目指す方向性が滲んでいるのですが、一般人にはさっぱり理解ができないでしょう。ましてや市民を代表して市政を問い質す市議会の役目をこれで果たしているのか、私には大いに疑問です。
■今の千葉市議会は二元代表性ではない
国会の多数派が政府を作る議院内閣制と違い、地方は市民から選ばれる市長と市議会という2つの代表によって成り立っている二元代表制です。そうである以上、そもそも与党などは存在しえず、本来は全て野党でなければいけません。
私たち市議会は市長に対して「どうなの、教えて?」や「これをお願いしますよ」という姿勢で臨むのではなく、「なぜなのか」「おかしいのではないか」と追求し明らかにする責務を負っています。その上で、正しいものはどんどん賛成していく、そうあるべきです。
共産党の質問を聞いていると、「これこそが議会である」と悔しいですが率直に感じます。(勿論、共産党の主張には無理・非現実的なものも多いのですが)
共産党が「小さな魚を3回に分けて食べている貧しい市民もいるんです」と言った時に、ある自民党市議が「食べられるだけいいじゃないか」とヤジを飛ばしていたことがとても印象的でした。
私達民主党が目指すものは、市長とともに市政に責任を持ちながらも、市政の誤りは厳しく指摘する是々非々会派です。
民主が第2会派となり既に千葉市議会には大きな影響を与えています。今後も市議会の活性化に向け、一つ一つ前に進んでいきます。
2007年09月14日
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