この請願は若葉区のある地域住民の方から出される予定のもので、「縄文の森構想」や谷津田の候補予定地に入っているエリアにも関わらず現在宅地造成が行われることに反対するものです。
私は若葉区選出ではないのですが、さる方から話が来て請願に向け動いていたところ、若葉区選出の小川議員や小西議員にも話が行っていたので、「じゃ、一緒にやりましょう」ということで、今回に至っています。

「縄文の森構想」は加曽利貝塚を中心に坂月川と周辺樹林地を合わせたエリアを「縄文の森と水辺」をテーマに保全と活用を図るもので、昭和61年度に策定され、平成5年度に基本計画が策定されました。
しかし、バブル期に計画されたためか、総事業費が100億円を超える、今となっては実現不可能な計画で、予算措置が為されないまま10年以上棚上げになっています。
今回、その構想エリア内の湿地で宅地開発が行われることとなり、地域住民から「おかしいじゃないか!」と怒りの請願が出されることになりました。
対象エリアを守るには
1.特別緑地保全地区に指定する(都市計画決定)
2.市民緑地制度を活用する
3.谷津田の保全対象区域にする
など、いくつか方法があるのですが、いずれも地権者の合意が無ければ不可能です。
今回は地権者が開発業者に売却をした以上、市として開発を防ぐ法的手段が無いのが現実です。
とはいいながら、ここで宅地開発が行われてしまえば他のエリアに波及する危険性もあることから、何とか開発を止めたい、そして残りのエリアへの波及を防ぐために出来る限りの対策を市に求めるため、私たちで請願の文書に若干手を入れて議会で採択することを目指しています。
請願を採択するとともに、今後議会活動の中で市当局に対して、バブル的な計画を見直し、真に守らなければいけないエリアだけは早期に予算措置を行うなどして保護するよう求めていきます。





私は地権者の立場でひとこと。
私は‘武蔵野’という著名な作家もその作品の名前にしたような緑溢れる東京の郊外で育ちました。‘武蔵野の雑木林’という‘田舎’の風情は明治以降、多くの文人に愛されてことはご存知のとおりです。
しかし、戦後の高度成長期以降、宅地化により、この‘雑木林’を残すことの難しさを相続問題の度にこの‘武蔵野村’のあちこちで聞いています。
サラリーマンではもはや成り立ちません。税金対策として都に納税した土地は、結局宅地化しています。
行政は地権者に単なる、土地を守れというだけでなく、税制措置、それから、本当に守るべきものは、どんな形なのか、それを誰ために、誰のお金でどう管理するのか千葉の地で実現してください。
本当に残したいものは何なのか知りたいし、私自身も何が大切なのか、自分の感じるこの郷愁感は何なのか、折に触れ考えています。
故郷に対する意識は、加齢と共に増すし、地方だけでなく、東京を始め100万都市の中にもあると思うので。
という訳で、がんばってね。
また、面白い話聞かせてください。
確かに相続などで止むに止まれず手放す方が今増えていて、それが今回のような事態を引き起こすことも多くなっています。
特別緑地保全地区、市民緑地制度、谷津田の保全対象区域などの対象となれば、相続税や固定資産税などが一定割合免除されるほか、市から奨励金が面積に応じて支給されるなど、保有を続けてもらう制度自体はあります。
何を守るべきなのか、そこに予算を集中させるべきですが、最近では緑地や湿地など、いったん手を加えると元に戻らないものを買収する費用を捻出するため、公園造成などを後回しにしてその費用を買収にあてる動きが出ています。
土地さえあれば上モノは後でどうにでもなるということですね。
また、ゆっくりご意見をお聞かせください。