研修会では福嶋 前我孫子市長を招き、「地方自治と議会」というテーマで地方分権時代に相応しい地方行政のあり方と議会の役割について講演を頂きました。

福嶋さんの講演を聞くのは今回で3回目ですが、何度聞いても気づきを与えられます。主な内容としては、
・競争至上主義的な立場での小さな政府論に対し、公共サービスは充実させながらも担い手を官から民へ移す小さな政府論が今後必要なのではないか
・地方分権とは中央省庁から市などへの権限委譲。中央省庁の課長のクビを国民が切ることは難しいが、市長であれば選挙で変えることができる。地方分権とは市民が行政をよりコントロール可能な仕組み。
・最近のローカルマニフェストは数値目標や財源は詳しく書かれているが、何故それが必要なのか、目指す理念と将来像をしっかり打ち出していないことが多い。それでは細かい具体案の羅列に過ぎなくなる
・市民参加は議会による間接民主主義を否定するものではない。今行われている市民参加は市長・市役所に対する市民参加。議会はそれに反発するのではなく、むしろ議会に対する市民参加を増やしていく取り組み(議会によるタウンミーティング、請願者を議会に呼ぶ)をしなければならない。
・意見が異なる市民同士がお互いに意見交換をするようになって初めて市民参加が実現したと言える。お互いが市役所に言う場が与えられただけでは陳情政治と何も変わっていない。
という感じです。




