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2008年02月14日

市民参加条例

今度の議会に提案される市民参加条例案の研究をしています。

●千葉市の市民参加条例案は不十分?
他自治体の多くで既に制定済みのこの条例、千葉市も2006年に市民参加懇話会を立ち上げ、半年の議論を経た提言書を基に条例の原案を作成したのですが、市民参加を求める人々からは「これではダメだ」という意見が出ています。
千葉市側は「もっと市民に参加して欲しい。地域住民としての責務も果たして欲しい」という"手伝ってよ"的な感覚であるのに対し、市民団体側は「そもそも市民は市政に参加する権利があり、市は市民の声に基づいて行政運営をすべき」という"主役は俺たちだ"的な感覚と、立脚点が全く違うため条例の文章も合わないのです。

●民主党独自案の提出も視野に
民主党としては一番後発で条例を制定する以上、他市に恥じない市民参加を実現したい、条例も市民が主役の条例を作るべきと考えています。
そのため、布施幹事長・今村議員・白鳥議員・私の4人でチームを組み、場合によっては民主党独自の条例案を議員条例として提案することも視野に入れて先週から研究をしています。

●最終的には自治基本条例が必要
市民参加・協働について研究をしておられる千葉大の関谷教授にもご意見を頂き、私が文章の叩き台を考えているのですが、これがなかなか難しい。

市民参加条例を意味あるものにするためには、前項で触れた「市民が主役」ということを明確にしておかなければなりません。実は市民参加条例がある市の多くが「自治基本条例」という、「自治とは何か、市の役割は何か、市民の役割は何か」などを規定した憲法のようなものが存在します。
しかし、千葉市は自治基本条例が無いため、市民参加の前提となる「市民が主役である」という定義がありません。

自治基本条例が無い中で市民参加を実効性のあるものにしようと、関谷教授や各メンバーから意欲的な案が出されているのですが、あくまでこの条例は市民参加条例のため、あまり自治の基本に踏み込むと自治基本条例で無いと不自然な内容が多々出てきます。
本来であれば自治基本条例を作って基本を固めてから、その具体的実現手段である市民参加条例の策定、という流れであるべきなのですが、今さら言っても仕方がありません。

市民参加を位置づける条例として不自然が無い程度に自治基本条例的な内容を盛り込んでいく、なんだかもどかしい作業をしています。
私は会社員時代にルールを作る仕事もしていたので、市民参加が善だとしても悪用される可能性のある表現・文章も使いたくありません。でも、あまりやりすぎると官僚的になる…、なかなか難しいものです。

千葉市市民参加及び協働に関する条例(案)
posted by 熊谷としひと at 23:24| 千葉 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉市政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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