延伸されるエリアを中心に2万枚近くポスティングを行い、千葉大生の子がポスター掲示を必死に行い、前日には千葉日報に討論会のことが掲載されるなど、「意外と人が来てくれるのでは」と期待も高まりました。
●想像以上の人が!
14:00開始で、12:30に集合し事前ミーティング。
会場設営や役割分担を決め、私は外で告知活動をすることに。意外なほど多くの方に関心を持って頂きました。
開始前に会場に戻ると予定人数の80人を超える人の入りで、急遽座席を追加、追加するほどの状態に。結局、120人近くになったのではないでしょうか。これには正直ビックリしました。

●棒読み過ぎる出前講座…
第一部は千葉市都市局都市交通課から出前講座。
課長さんが資料に基づきモノレールの現状について説明を行ったのですが、緊張されていたのか酷い棒読みで、会場には微妙に弛緩した空気が漂い、寝る人が続出。千葉市からは5名来ていたので別の人が説明するなど、もう少し聞く側のことを考えた対応があったのではないかと悔やまれます。
●質疑応答は白熱!
講座終了後は質疑応答となり、まずは主催者側からの質問が行われました。
千葉大生の子からは近隣で取った300件近いアンケートの集計結果が報告され、沿線住民であっても乗る意向がある人は非常に少ないことが分かりました。
他にも以下のような質問が。
・財政が厳しい中、モノレール延伸が優先事項なのか
⇒交通も大事。
・千葉−県庁間は現在1800人、青葉まで延伸して8800人にいきなり増えるのか?
⇒往復で計算しているので4400人が乗る計算になる
・延伸するよりもバスを増やせば良い話ではないか?
⇒バスは民間のため千葉市として話はできない
・延伸する際にモノレール社が負担する41億円は千葉市が金利ゼロで貸し出すのか
⇒検討中。国からの補助金が出ることも期待している
・バスとモノレールの乗り継ぎを良くしてくれれば延伸に賛成
・千葉市には誇れるものが何もない。その中でモノレールは貴重。モノレールを千葉市中に張り巡らせるべきだ
厳しい質問が多数寄せられ都市交通課も苦しい答弁が続きました。市民としてはどの部署であろうと千葉市役所の人間ですから当然言いたくなる気持ちは当然なのですが、彼らは実行部隊ですから市としての優先順位と言われても答えられないところがあるので見ていて可哀想なところもあります。質問の中でもありましたが、やはり責任は積極的に推進してきた市長であり、そしてそれを止めなかった議会にあるのだと思います(市議も多く来ていましたが民主・ネット・無所属だけだったのが残念)。
責められることも覚悟の上でこうした機会に市民の前に出てきたことは大いに評価されるべきです。
●第2部:東京大学教授 大西隆氏の講演
休憩を挟んで元モノレール検討調査委員会委員長で東京大学教授の大西隆氏の講演。
需要予測の甘さなど経営危機に至った経緯、今後の危険性、他市の公共交通機関の状況、海外都市の事例など、公共交通機関のあり方について考えさせられる講演でした。
「反対集会にはならないようにしよう」という意思の元、反対派だけでなく賛成派の意見も出るようにするなど、主催者側は極力フラットにするため努力をしていました。
この討論会がモノレールのあり方について市民の理解を深める一助になれば、私も参加した甲斐があったと思います。



