今日は午前中に政務調査費の修正版を提出。
先月末の提出後に急遽修正が出た議員が居たので、会派合計金額も変動し再計算して提出しました。
提出後、布施幹事長と急いで電車に乗って新宿に。
今日と明日、新宿京王プラザホテルにて民主党地方自治体議員フォーラムが開催されており、私たちも参加しました。
このフォーラムは毎年開催されているもので、全国の民主党の地方議員が集結して地方分権、税制、医療問題など各種政策課題について討議するもので、県を越えた重要な交流の場でもあります。
まず始めに菅直人代表代行から冒頭挨拶として民主党が目指す分権社会について、そして藤井裕久税制調査会会長から税財政改革プラン、玄葉光一郎分権調査会長から地域主権政策、山田正彦『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣から医療改革プランの講演と盛りだくさんの内容。
明日はこれら課題について分科会で討議する予定です。
フォーラムの内容については民主党のホームページに既にアップされていますので興味のある方はご確認ください。
⇒【地方自治体議員フォーラム】全国研修会・総会開く
⇒【地方自治体議員フォーラム】税財政、分権、医療で政策提言
最後にフォーラム総会として、地方議員団の活動方針が加賀谷参議院議員から提案があり、一日目は終了。
終わった後の懇親会では小沢代表も駆けつけ、政権交代の必要性を訴えました。
2008年05月12日
2008年05月04日
与謝野馨『堂々たる政治』を読みました
新幹線の車中で最近出た与謝野馨 元官房長官の『堂々たる政治』を読みました。
与謝野さんは私が尊敬する政治家の一人です。
大学時代、私は東京1区に住んでいたので与謝野さんの選挙区でした。衆院選挙では与謝野さんに入れたいところでしたが、当時から私は民主党支持でしたので民主党の海江田さんに投票。どうせ勝てないだろうと思っていたら僅差で海江田さんが勝ち、与謝野さんは落選。「大変なことになった…」とビックリしたことを覚えています。
内容としては
第1章 30日間だけの官房長官
「麻生クーデター説」の裏舞台の話、安部さんの辞任に対する考え、官房長官という仕事に対する考えなどが書かれています。
印象的な部分としては、
・中曽根、梶山、後藤田などの政治家に共通しているのは「戦争は悲惨である」「軍部が威張った戦前の体制は嫌だ」「国家権力が過度に個人の生活に介入してはならない」という価値観である
という点。全て同感です。
第2章 奇道の政治、小泉元首相の遺産
小泉政治の総括を与謝野さんなりにしていますが、興味深いのは
・郵便局が民営であろうと公営であろうと国民生活を決定的に変えるものではないにも関わらず、国民以上に政治家が天下の一大事だと思ってしまった。ワンテーマでここまで差がつく小選挙区制度は危険に思えてならない
・日本人が熱狂の中で決めたことは大抵間違っている
・小泉さんによって世論主導型政治が始まったが、小泉さんのように世論を引っ張れるカリスマ性のあるリーダーでなければ、世論に引っ張られるだけの政治になってしまう
・世論調査の数字は本当に国民の声とイコールなのか
といったあたりでしょうか。
私も以前「この国には小選挙区制による二大政党制はそぐわないのではないか。4〜6程度の政党の組み合わせによる政権選択が可能な中選挙区制度も否定するものではない」と日記に書いたことがあります。日本のように衆院候補者が選挙区の主になるような政党の体制では小選挙区制度にすると新人が出にくくなり、いずれ硬直化してくる可能性があります。
第3章 国家感なき市場原理主義の危険
私は本書の最大のテーマはここだと思っています。
与謝野さんは小泉構造改革後、出てきた市場原理主義に対して「市場原理主義というものは欧米でも主流ではなく、実体経済を知らない頭でっかちな一部の人たちが信奉しているに過ぎない」とバッサリ切り捨てます。
そして、小泉構造改革とは実態は何もなく、小泉さんが「改革」と叫び続けることで民間が「政府に頼ってはいけない。自分たちで何とかしなければ」と思わせた意識改革こそが小泉改革の最大の仕事だと評価します。
私も政治の中にいて口を開けば「民間は…」という人に正直辟易しているクチです。
私も民間出身ですから行政を見て民間の手法を導入すべき部分を感じることは多々あります。しかし、行政には民間ができない・しない部分を引き受けなければならない責務があり、一概に民間の論理で進めることが危険なケースもあります。その見極めができない人が意外と多くいることに私は驚きました。感覚ですが、実態経済に関わってこなかった政治家ほどそういう傾向があるように感じます。
後半部分は与謝野さんの政治人生の回想と、政治家は大局的な判断をしなければならないこと、そして与謝野さんの持論である増税論が書かれています。
全てに首肯できるわけではありませんが、媚びない堂々たる主張だと思います。
平易な文章で書かれ、1時間もあれば読みきってしまう軽い内容の本なので、興味のある方は一度読んでみることをオススメします。
与謝野さんは私が尊敬する政治家の一人です。
大学時代、私は東京1区に住んでいたので与謝野さんの選挙区でした。衆院選挙では与謝野さんに入れたいところでしたが、当時から私は民主党支持でしたので民主党の海江田さんに投票。どうせ勝てないだろうと思っていたら僅差で海江田さんが勝ち、与謝野さんは落選。「大変なことになった…」とビックリしたことを覚えています。
内容としては
第1章 30日間だけの官房長官
「麻生クーデター説」の裏舞台の話、安部さんの辞任に対する考え、官房長官という仕事に対する考えなどが書かれています。
印象的な部分としては、
・中曽根、梶山、後藤田などの政治家に共通しているのは「戦争は悲惨である」「軍部が威張った戦前の体制は嫌だ」「国家権力が過度に個人の生活に介入してはならない」という価値観である
という点。全て同感です。
第2章 奇道の政治、小泉元首相の遺産
小泉政治の総括を与謝野さんなりにしていますが、興味深いのは
・郵便局が民営であろうと公営であろうと国民生活を決定的に変えるものではないにも関わらず、国民以上に政治家が天下の一大事だと思ってしまった。ワンテーマでここまで差がつく小選挙区制度は危険に思えてならない
・日本人が熱狂の中で決めたことは大抵間違っている
・小泉さんによって世論主導型政治が始まったが、小泉さんのように世論を引っ張れるカリスマ性のあるリーダーでなければ、世論に引っ張られるだけの政治になってしまう
・世論調査の数字は本当に国民の声とイコールなのか
といったあたりでしょうか。
私も以前「この国には小選挙区制による二大政党制はそぐわないのではないか。4〜6程度の政党の組み合わせによる政権選択が可能な中選挙区制度も否定するものではない」と日記に書いたことがあります。日本のように衆院候補者が選挙区の主になるような政党の体制では小選挙区制度にすると新人が出にくくなり、いずれ硬直化してくる可能性があります。
第3章 国家感なき市場原理主義の危険
私は本書の最大のテーマはここだと思っています。
与謝野さんは小泉構造改革後、出てきた市場原理主義に対して「市場原理主義というものは欧米でも主流ではなく、実体経済を知らない頭でっかちな一部の人たちが信奉しているに過ぎない」とバッサリ切り捨てます。
そして、小泉構造改革とは実態は何もなく、小泉さんが「改革」と叫び続けることで民間が「政府に頼ってはいけない。自分たちで何とかしなければ」と思わせた意識改革こそが小泉改革の最大の仕事だと評価します。
私も政治の中にいて口を開けば「民間は…」という人に正直辟易しているクチです。
私も民間出身ですから行政を見て民間の手法を導入すべき部分を感じることは多々あります。しかし、行政には民間ができない・しない部分を引き受けなければならない責務があり、一概に民間の論理で進めることが危険なケースもあります。その見極めができない人が意外と多くいることに私は驚きました。感覚ですが、実態経済に関わってこなかった政治家ほどそういう傾向があるように感じます。
後半部分は与謝野さんの政治人生の回想と、政治家は大局的な判断をしなければならないこと、そして与謝野さんの持論である増税論が書かれています。
全てに首肯できるわけではありませんが、媚びない堂々たる主張だと思います。
平易な文章で書かれ、1時間もあれば読みきってしまう軽い内容の本なので、興味のある方は一度読んでみることをオススメします。
2008年04月24日
空自トップの「関係ねぇ」発言はまずい
忙しくて書けなかった記事を今さら。
先日、イラクにおける航空自衛隊の輸送活動を憲法違反とる判決(?)が名古屋高裁で出ましたが、その判決に対して防衛省の田母神俊雄航空幕僚長が
「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」
と、お笑いタレントの台詞を使って司法判断をやゆしたと取られかねない発言をしたことにあきれを感じています。
私は名古屋高裁の判決が正しいとは思っていません。主文で国の勝訴としながら追記的に違憲判断をするのは異常な手法だと言わざるをえません。
しかし、少なくとも現時点で司法が出した判断であることには間違いがないわけです。その司法の判断に対して、シビリアンコントロール(文民統制)に従うべき軍人の代表的人物が「関係ねぇ」と発言することはあってはならない問題です。
防衛庁から防衛省に昇格し意気込んでいることは分かりますが、民主主義下における軍人の役割についてもっと徹底すべき必要性を私は感じます。
私は絶対平和主義者でもありませんし、自衛の軍隊は現状では保持せざるをえないと思っています。
しかし、だからこそ軍隊の秩序が乱れ国民の理解が得られなくなることを恐れています。この問題をうやむやにしてはいけません。
保守主義の政治家こそ、こうした軍隊の驕りに対しては厳しい姿勢で臨むべきだと思うのですが、残念ながら今の動きを見ているとそうではないようです。
先日、イラクにおける航空自衛隊の輸送活動を憲法違反とる判決(?)が名古屋高裁で出ましたが、その判決に対して防衛省の田母神俊雄航空幕僚長が
「純真な隊員には心を傷つけられた人もいるかもしれないが、私が心境を代弁すれば大多数は『そんなの関係ねえ』という状況だ」
と、お笑いタレントの台詞を使って司法判断をやゆしたと取られかねない発言をしたことにあきれを感じています。
私は名古屋高裁の判決が正しいとは思っていません。主文で国の勝訴としながら追記的に違憲判断をするのは異常な手法だと言わざるをえません。
しかし、少なくとも現時点で司法が出した判断であることには間違いがないわけです。その司法の判断に対して、シビリアンコントロール(文民統制)に従うべき軍人の代表的人物が「関係ねぇ」と発言することはあってはならない問題です。
防衛庁から防衛省に昇格し意気込んでいることは分かりますが、民主主義下における軍人の役割についてもっと徹底すべき必要性を私は感じます。
私は絶対平和主義者でもありませんし、自衛の軍隊は現状では保持せざるをえないと思っています。
しかし、だからこそ軍隊の秩序が乱れ国民の理解が得られなくなることを恐れています。この問題をうやむやにしてはいけません。
保守主義の政治家こそ、こうした軍隊の驕りに対しては厳しい姿勢で臨むべきだと思うのですが、残念ながら今の動きを見ているとそうではないようです。
2008年04月04日
チベット問題について
チベット問題が泥沼化しています。
私は大学時代に中国経済史を専攻し、また中国の奥地にも旅行に行きましたが、チベットに対する中国の統治にはやはり問題があると言わざるを得ません。
ただし、中国共産党政権は56民族の共和に非常に腐心しており、紙幣などあらゆる形で民族の共存を謳っています。そうした意味では、決して漢民族による民族差別を国家として行っているわけではありません。
民族に対する配慮はアメリカも日本も到底及ばないほど徹底していることをまず前提する必要があります。
しかし、民族の共和は認めながらも、あの広大な領土と民族を統治する関係上、最終的には共産主義という中華思想が形を変えた中央集権体制の中に組み入れようとする動きがあることも事実です。それがダライ・ラマという教祖を持つ強固な宗教国家であるチベットには到底受け入れがたいのでしょう。
また、経済問題としても漢民族による経済支配が進んでいる背景もあります。
タイなど東南アジア諸国を見ても明らかですが、漢民族の商売に対する執念は群を抜いており、多くの国でその経済を支配しています。そのことが貧富の格差を生み、漢民族への反発として現れていることもあるでしょう。
あそこまで広大な領土と民族を連邦制でもない中央集権体制で維持するためにはどこかで必ず歪みが発生します。
毛沢東による中華人民共和国成立当時は私は混乱を避ける上でも、他民族も含めたあの広大な領土を統治する必然性はあったと思います。しかし、近代化が進めば進むほど、それが良いことかどうかは別として民族という単位で自治を求める動きが出てくることは必然の流れです。
チベットを始めとした各自治区に対する自治の拡大は避けられない流れですが、それがソ連の崩壊と同様に共産主義体制の崩壊に繋がる危険性から中国指導部は認めるわけにはいかないでしょう。
私たちは隣人としてそれを理解しながらも人権と文化の弾圧には注意をしなければいけません。
一方、欧米諸国のチベットに対する報道を見ていると、やはり欧米人にはアジアが自分たちと本当の意味で同格になることにどうしても抵抗感があるんだなあ、と感じます。
中国の存在感が日に日に高まることに警戒心を隠せない欧米にとって叩き甲斐のあるネタだけに報道の過熱ぶりが凄いです。
いずれにせよ、国際的な査察団の受け入れやダライ・ラマとの対等な会談などを求めていくことが日本にも求められていると思いますが、故主席の訪日を実現したい福田首相にとっては厳しそうです。
私は大学時代に中国経済史を専攻し、また中国の奥地にも旅行に行きましたが、チベットに対する中国の統治にはやはり問題があると言わざるを得ません。
ただし、中国共産党政権は56民族の共和に非常に腐心しており、紙幣などあらゆる形で民族の共存を謳っています。そうした意味では、決して漢民族による民族差別を国家として行っているわけではありません。
民族に対する配慮はアメリカも日本も到底及ばないほど徹底していることをまず前提する必要があります。
しかし、民族の共和は認めながらも、あの広大な領土と民族を統治する関係上、最終的には共産主義という中華思想が形を変えた中央集権体制の中に組み入れようとする動きがあることも事実です。それがダライ・ラマという教祖を持つ強固な宗教国家であるチベットには到底受け入れがたいのでしょう。
また、経済問題としても漢民族による経済支配が進んでいる背景もあります。
タイなど東南アジア諸国を見ても明らかですが、漢民族の商売に対する執念は群を抜いており、多くの国でその経済を支配しています。そのことが貧富の格差を生み、漢民族への反発として現れていることもあるでしょう。
あそこまで広大な領土と民族を連邦制でもない中央集権体制で維持するためにはどこかで必ず歪みが発生します。
毛沢東による中華人民共和国成立当時は私は混乱を避ける上でも、他民族も含めたあの広大な領土を統治する必然性はあったと思います。しかし、近代化が進めば進むほど、それが良いことかどうかは別として民族という単位で自治を求める動きが出てくることは必然の流れです。
チベットを始めとした各自治区に対する自治の拡大は避けられない流れですが、それがソ連の崩壊と同様に共産主義体制の崩壊に繋がる危険性から中国指導部は認めるわけにはいかないでしょう。
私たちは隣人としてそれを理解しながらも人権と文化の弾圧には注意をしなければいけません。
一方、欧米諸国のチベットに対する報道を見ていると、やはり欧米人にはアジアが自分たちと本当の意味で同格になることにどうしても抵抗感があるんだなあ、と感じます。
中国の存在感が日に日に高まることに警戒心を隠せない欧米にとって叩き甲斐のあるネタだけに報道の過熱ぶりが凄いです。
いずれにせよ、国際的な査察団の受け入れやダライ・ラマとの対等な会談などを求めていくことが日本にも求められていると思いますが、故主席の訪日を実現したい福田首相にとっては厳しそうです。
2008年03月18日
日銀総裁人事に関して
日銀総裁を巡り国会が揉めています。
今日議会休憩時にテレビを見ると、与党側が田波元大蔵事務次官を提示してきたとのこと。本当に与党は民主党の主張を理解しているのか、本当に日銀総裁の空白を避けようとしているのかとビックリしました。
●大蔵・財務事務次官のたすきがけ人事が問題
民主党がなぜ総裁人事に反対しているかというと決して与党を追い込む党利党略ではありません。大蔵省事務次官・財務省事務次官が日銀総裁にたすきがけで就任することが当たり前となっていた今までの慣習が、財金分離の原則からすれば異常であり是正すべきと訴えているのです。
にも関わらず武藤副総裁の次に田波氏を提示するということは、どこまでもたすきがけに拘る財務省の既得権益を守ろうとする蠢動に与党が加担してしまうことに他なりません。
今回の騒動の結果、日本の金融政策に対する国際的信頼を失ってしまったことについては民主党も反省しなければなりませんし、苦しい気持ちもあります。
しかし、「金融の空白を作るのか!」という脅迫論で本質の議論がなおざりにされるのは本末転倒です。
●参院で民主党が取り上げなければ永遠に闇のまま
暫定税率・道路特定財源の問題や日銀総裁の件で民主党は無責任だと言われることも多くなってきました。
しかし、参院で第1党となり本気で反対してきた結果、ここまで国民の前に問題がクローズアップされ、国民的議論が盛り上がってきているのも事実です。
私は市議会ではありますが政治に携わって実感したことが一つあります。
政治の場では国民・市民の方が想像している以上に、「問題ではないか」と指摘されていることが多々あります。しかし、テレビなどマスコミに取り上げられない限り、多くの問題は国会・議会内の問題で留まり、国民・市民に知らされることはありません。
政治の課題が国民の前に正しく明らかにされるところから民主主義は始まります。
そうした意味では、政府与党が決めたことが全て国会で通過してしまう状態から衆参ねじれ国会になったことで、初めて国会というものが機能し始めているのだと私は思います。
総裁の空白を避けるためにも民主党も政府与党も協議の上で事態の打開を図ってもらうことを切に希望しています。
今日議会休憩時にテレビを見ると、与党側が田波元大蔵事務次官を提示してきたとのこと。本当に与党は民主党の主張を理解しているのか、本当に日銀総裁の空白を避けようとしているのかとビックリしました。
●大蔵・財務事務次官のたすきがけ人事が問題
民主党がなぜ総裁人事に反対しているかというと決して与党を追い込む党利党略ではありません。大蔵省事務次官・財務省事務次官が日銀総裁にたすきがけで就任することが当たり前となっていた今までの慣習が、財金分離の原則からすれば異常であり是正すべきと訴えているのです。
にも関わらず武藤副総裁の次に田波氏を提示するということは、どこまでもたすきがけに拘る財務省の既得権益を守ろうとする蠢動に与党が加担してしまうことに他なりません。
今回の騒動の結果、日本の金融政策に対する国際的信頼を失ってしまったことについては民主党も反省しなければなりませんし、苦しい気持ちもあります。
しかし、「金融の空白を作るのか!」という脅迫論で本質の議論がなおざりにされるのは本末転倒です。
●参院で民主党が取り上げなければ永遠に闇のまま
暫定税率・道路特定財源の問題や日銀総裁の件で民主党は無責任だと言われることも多くなってきました。
しかし、参院で第1党となり本気で反対してきた結果、ここまで国民の前に問題がクローズアップされ、国民的議論が盛り上がってきているのも事実です。
私は市議会ではありますが政治に携わって実感したことが一つあります。
政治の場では国民・市民の方が想像している以上に、「問題ではないか」と指摘されていることが多々あります。しかし、テレビなどマスコミに取り上げられない限り、多くの問題は国会・議会内の問題で留まり、国民・市民に知らされることはありません。
政治の課題が国民の前に正しく明らかにされるところから民主主義は始まります。
そうした意味では、政府与党が決めたことが全て国会で通過してしまう状態から衆参ねじれ国会になったことで、初めて国会というものが機能し始めているのだと私は思います。
総裁の空白を避けるためにも民主党も政府与党も協議の上で事態の打開を図ってもらうことを切に希望しています。
2008年02月28日
民主党の中国産ギョーザ問題視察に同行
今日は民主党の中国産ギョーザ中毒事件対策本部の視察に地元議員として同行し
ました。メンバーは以下の通り。
・山田正彦 衆議院議員 党ネクスト厚生労働大臣
・増子輝彦 参議院議員 党ネクスト経済産業大臣
・小宮山洋子 衆議院議員 党人権・消費者調査会副会長
・園田康博 衆議院議員 党人権・消費者調査会事務局長
・黒田雄 千葉県議会議員
・三瓶輝枝 千葉市議会議員

ちばテレビなども来ていました。今日明日放送されるかも
午前中は問題となったギョーザが販売されていた花見川コープの現場視察と経過ヒアリング、午後からは千葉市総合保健医療センターで現場視察と経過ヒアリングを行いました。
●コープの対応には好感が持てる
視察団が来る前も個別に色々と伺っていたのですが、コープの方々はさすが真面目な事業者だな、と思うほど実直で真摯な説明でした。当日中に本部職員も含め被害者の自宅に伺うなど、対応自体も迅速です。
今回の事件を受け、コープには「これ大丈夫?」「調子が悪い」「返品したい」などの申し出が今も多数寄せられているようで、本来業務と合わせると深夜まで対応している状況だそうです。
●ヒントが無ければ検査自体が不可能
本来、食中毒のチェックでは想定していない「農薬」というものをどの検査機関も調査できない点が事件の背景にあるわけですが、では今後再発防止策を取るとしても何ができるのか、という議論になります。
今回は市川市の医師が「これ農薬によるものでは?」と経験からめぼしをつけたから判明したものの、何もヒントが無ければコープでも保健所でも外部検査機関でも特定することはほぼ不可能です。
今後、農薬は今後検査対象に入れることはできたとしても、一定量を超えれば人体に有害な物質となると世の中には無数の物質があります。それら全てを検査することは現実的には不可能です。しかし、それでは国民の理解を得られない、どうするべきか…、そのあたりの苦悩を感じました。
●役所の対外説明はどうしてこうも下手なのか…
千葉市保健所のヒアリングについては、小売業であるコープの素晴らしい対応に接した後だけに、気持ちがこもっていないというか、説明が下手というか、とにかく対策本部の方々は良い印象は持たなかったでしょう。
同じことを説明するにしても、もう少し外からどう見られるかを考えた上で対外説明を行えないのかと、もどかしく思います。今回に限らず役所の方々はあまりに対外説明が下手過ぎます。保健所も保健福祉局の担当者も結構頑張っているのですが、それが伝わらず残念です。
いずれにせよ、被害者が持ち込んだギョーザは調理後7日が経過しており、食中毒検査の常識からすれば検査してもしょうがないものだったとしても、被害者の気持ちを考えれば検査しても良かったわけです。
お客様の気持ちを尊重した対応も今後考えていなければなりません。
⇒民主党Webの記事(私も写真に少し写っています)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12778
ました。メンバーは以下の通り。
・山田正彦 衆議院議員 党ネクスト厚生労働大臣
・増子輝彦 参議院議員 党ネクスト経済産業大臣
・小宮山洋子 衆議院議員 党人権・消費者調査会副会長
・園田康博 衆議院議員 党人権・消費者調査会事務局長
・黒田雄 千葉県議会議員
・三瓶輝枝 千葉市議会議員

ちばテレビなども来ていました。今日明日放送されるかも
午前中は問題となったギョーザが販売されていた花見川コープの現場視察と経過ヒアリング、午後からは千葉市総合保健医療センターで現場視察と経過ヒアリングを行いました。
●コープの対応には好感が持てる
視察団が来る前も個別に色々と伺っていたのですが、コープの方々はさすが真面目な事業者だな、と思うほど実直で真摯な説明でした。当日中に本部職員も含め被害者の自宅に伺うなど、対応自体も迅速です。
今回の事件を受け、コープには「これ大丈夫?」「調子が悪い」「返品したい」などの申し出が今も多数寄せられているようで、本来業務と合わせると深夜まで対応している状況だそうです。
●ヒントが無ければ検査自体が不可能
本来、食中毒のチェックでは想定していない「農薬」というものをどの検査機関も調査できない点が事件の背景にあるわけですが、では今後再発防止策を取るとしても何ができるのか、という議論になります。
今回は市川市の医師が「これ農薬によるものでは?」と経験からめぼしをつけたから判明したものの、何もヒントが無ければコープでも保健所でも外部検査機関でも特定することはほぼ不可能です。
今後、農薬は今後検査対象に入れることはできたとしても、一定量を超えれば人体に有害な物質となると世の中には無数の物質があります。それら全てを検査することは現実的には不可能です。しかし、それでは国民の理解を得られない、どうするべきか…、そのあたりの苦悩を感じました。
●役所の対外説明はどうしてこうも下手なのか…
千葉市保健所のヒアリングについては、小売業であるコープの素晴らしい対応に接した後だけに、気持ちがこもっていないというか、説明が下手というか、とにかく対策本部の方々は良い印象は持たなかったでしょう。
同じことを説明するにしても、もう少し外からどう見られるかを考えた上で対外説明を行えないのかと、もどかしく思います。今回に限らず役所の方々はあまりに対外説明が下手過ぎます。保健所も保健福祉局の担当者も結構頑張っているのですが、それが伝わらず残念です。
いずれにせよ、被害者が持ち込んだギョーザは調理後7日が経過しており、食中毒検査の常識からすれば検査してもしょうがないものだったとしても、被害者の気持ちを考えれば検査しても良かったわけです。
お客様の気持ちを尊重した対応も今後考えていなければなりません。
⇒民主党Webの記事(私も写真に少し写っています)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12778
2008年02月20日
ニュースから考える危機管理
四街道市議選の応援に行っている間にコソボ独立宣言とイージス艦衝突事故という大きなニュースが2つもありました。
●危機管理を常に守り続けることの難しさ
イージス艦の衝突事故に関してはまだ詳細が明らかになっていないため現時点ではコメントが難しいのですが、一言で言うと「危機管理というものがいかに難しいか」ということであろうと思います。
危機管理マニュアルを作ったとしてもルーチンの中で常にそれを守り続けることは容易ではありません。364日守っていても1日気を抜けば無意味と化す、それが危機管理です。
●韓国の南大門焼失を踏まえ日本も文化財の保護体制強化を
危機管理に関連しますが、韓国で南大門が焼け落ちました。歴史好きの私としては本当に残念な事件ですし、韓国の方々のショックはいかばかりかと思います。
事件の背景には火災報知機や消火設備などが不十分であったこともあります。日本でも文化財については法隆寺金堂の焼失事故の反省から各市町村は防火訓練が義務付けられているのですが、実際に実施している自治体は半分以下であることも分かっています。ちなみに千葉県はたった39.3%だそうです。今、千葉市の状況を確認していますが、こうしたところの危機管理も重要です。
私はセキュリティ分野などで千葉市に危機管理を訴えていますが、自分自身も危機管理をしっかりしなければ、と改めて感じさせられる事故です。
●危機管理を常に守り続けることの難しさ
イージス艦の衝突事故に関してはまだ詳細が明らかになっていないため現時点ではコメントが難しいのですが、一言で言うと「危機管理というものがいかに難しいか」ということであろうと思います。
危機管理マニュアルを作ったとしてもルーチンの中で常にそれを守り続けることは容易ではありません。364日守っていても1日気を抜けば無意味と化す、それが危機管理です。
●韓国の南大門焼失を踏まえ日本も文化財の保護体制強化を
危機管理に関連しますが、韓国で南大門が焼け落ちました。歴史好きの私としては本当に残念な事件ですし、韓国の方々のショックはいかばかりかと思います。
事件の背景には火災報知機や消火設備などが不十分であったこともあります。日本でも文化財については法隆寺金堂の焼失事故の反省から各市町村は防火訓練が義務付けられているのですが、実際に実施している自治体は半分以下であることも分かっています。ちなみに千葉県はたった39.3%だそうです。今、千葉市の状況を確認していますが、こうしたところの危機管理も重要です。
私はセキュリティ分野などで千葉市に危機管理を訴えていますが、自分自身も危機管理をしっかりしなければ、と改めて感じさせられる事故です。
2008年02月04日
青少年の携帯からのネットアクセス規制
夜からは1区総支部の幹事会。
活動報告、総選挙に向けた選対体制の確認、中国産ギョーザ問題などの報告がありました。
●青少年の携帯からのネットアクセスをどう考えるか
その中に、皆さまにも聞いてみたい事項が一つありました。
それは青少年の携帯からのインターネットアクセスを禁止するべきかどうかです。
田嶋代議士が副事務局長となっている民主党「違法・有害サイト対策プロジェクトチーム」の中で、パケットフィルタリング(閲覧できるサイトを制限する)やネットへのアクセスそのものを禁止することが極論としてではありますが議論されているそうで、田嶋代議士もアンケートを取っているようです。
いまや小学生で30%以上、中学生で50%以上、高校生で90%以上が携帯を持っており、そしてネット犯罪に巻き込まれる小中高生の9割以上が携帯電話からのアクセスです。
フィルタリングサービス(携帯電話事業者提供のもの)利用者は小中高生で3割以下で、このまま子どもたちを危険な状態のまま放置していいのか、という議論は確かにあります。皆さまはいかがお考えですか?
田嶋代議士自身が小さなお子さんを3人抱えていることもあり、この問題に対しては「私は保守的になってしまう」とおっしゃっており、携帯からのネットアクセスそのものを禁止しても良いのではないかと考えているようです。
⇒続きを読む
活動報告、総選挙に向けた選対体制の確認、中国産ギョーザ問題などの報告がありました。
●青少年の携帯からのネットアクセスをどう考えるか
その中に、皆さまにも聞いてみたい事項が一つありました。
それは青少年の携帯からのインターネットアクセスを禁止するべきかどうかです。
田嶋代議士が副事務局長となっている民主党「違法・有害サイト対策プロジェクトチーム」の中で、パケットフィルタリング(閲覧できるサイトを制限する)やネットへのアクセスそのものを禁止することが極論としてではありますが議論されているそうで、田嶋代議士もアンケートを取っているようです。
いまや小学生で30%以上、中学生で50%以上、高校生で90%以上が携帯を持っており、そしてネット犯罪に巻き込まれる小中高生の9割以上が携帯電話からのアクセスです。
フィルタリングサービス(携帯電話事業者提供のもの)利用者は小中高生で3割以下で、このまま子どもたちを危険な状態のまま放置していいのか、という議論は確かにあります。皆さまはいかがお考えですか?
田嶋代議士自身が小さなお子さんを3人抱えていることもあり、この問題に対しては「私は保守的になってしまう」とおっしゃっており、携帯からのネットアクセスそのものを禁止しても良いのではないかと考えているようです。
⇒続きを読む
2008年01月30日
つなぎ法案は一転取り下げ
今自宅に戻ってきました。
国会帰りの田嶋代議士・吉川さおり参議院議員にも会ったのですが、つなぎ法案は本会議提出が土壇場で取り下げられたとのこと。
事情はまだ把握していませんが、与党側にも良識はまだあったということでしょうか。
何はともあれ悪しき前例が残らず良かったと思います。
国会帰りの田嶋代議士・吉川さおり参議院議員にも会ったのですが、つなぎ法案は本会議提出が土壇場で取り下げられたとのこと。
事情はまだ把握していませんが、与党側にも良識はまだあったということでしょうか。
何はともあれ悪しき前例が残らず良かったと思います。
暫定税率をめぐる「つなぎ法案」の問題
揮発油税を始めとする所謂ガソリン税を巡る国会攻防が続いていますが、とうとう「つなぎ法案」という常識外の法案が出されることになりました。
これは暫定税率の期間を2ヶ月間延長する議員立法で、このままでは時間切れで3月末で暫定税率が切れてしまうことを懸念して与党が出した禁じ手と言えます。
(ちなみにつなぎ法案は戦後4回ありましたが全て衆院解散に伴う読むを得ない措置です)
なんとか税率を維持して予算に穴を開けたくないという与党側の気持ちは分かりますが、この手法を使うことは後々まで悪しき前例を作ってしまうことになり、正直与党側も本当にそれで良いのかと心配になります。
この手法には多くの問題がありますが、いくつか挙げると、
1.内閣提出法案ではなく議員立法である
憲法第73条第5号および第86条に規定されるように、予算案の提出権限は内閣のみが有することになっています。今回のつなぎ法案は予算に付随する暫定税率を延長する内容ですから、本来の趣旨からいえば議員立法ではなく内閣提出でなければいけません。
このようなことが仮にまかり通ってしまえば、与党だろうと野党だろうとこうしたつなぎ法案を連発することが可能になってしまい、国会・国政は大混乱することも十分に予想できます。
向こうは政府ですから内閣法制局が上手に理論武装しているのかもしれませんが、この手法は黒か白かと言われれば限りなく黒に近いグレーだと私は思います。
2.議員立法のため閣僚答弁、委員会審議を省略
内閣提出法案であれば必ず必要である閣僚答弁や委員会審議という当たり前のステップを全て省略することになります。
つなぎ法案であっても予算に関わる重要な法律を議員立法という建前で国会が何の審議もせずに通過させてしまうのであれば、何のための国会なのかという話になります。
まだ審議が開始されておらず、暫定税率の延長以外にも様々な議論がされた上でOKかNOを決めるプロセスが何一つ行われていないにも関わらず、先にOKありきのつなぎ法案を可決することになります。
正直私が与党側の国会議員であったとしても、この法案に対しては相当複雑な心情を抱くと思います。
与党側の必死の気持ちも理解しますし、予算に穴を開けてはならないことも行政側の立場としては納得します。
しかし、それでも議員立法という国会のあり方そのものに大きな禍根を残す手法を使い、しかも自民党総裁でもある福田首相自身が無関係を装う様子を見ていると本当にこれで良いのかという気持ちになります。
ねじれ国会の中で少しずつ憲政の常道が破られていく様を見るのはどうにも歯がゆい思いです。このままいけば大きな犠牲を払い、戦後築き上げてきた民主主義が崩れていく可能性があります。
民主党に全く非が無いとは申しませんが、どこかで立ち戻って今後の国会運営のあり方を議論して欲しいと思います。
これは暫定税率の期間を2ヶ月間延長する議員立法で、このままでは時間切れで3月末で暫定税率が切れてしまうことを懸念して与党が出した禁じ手と言えます。
(ちなみにつなぎ法案は戦後4回ありましたが全て衆院解散に伴う読むを得ない措置です)
なんとか税率を維持して予算に穴を開けたくないという与党側の気持ちは分かりますが、この手法を使うことは後々まで悪しき前例を作ってしまうことになり、正直与党側も本当にそれで良いのかと心配になります。
この手法には多くの問題がありますが、いくつか挙げると、
1.内閣提出法案ではなく議員立法である
憲法第73条第5号および第86条に規定されるように、予算案の提出権限は内閣のみが有することになっています。今回のつなぎ法案は予算に付随する暫定税率を延長する内容ですから、本来の趣旨からいえば議員立法ではなく内閣提出でなければいけません。
このようなことが仮にまかり通ってしまえば、与党だろうと野党だろうとこうしたつなぎ法案を連発することが可能になってしまい、国会・国政は大混乱することも十分に予想できます。
向こうは政府ですから内閣法制局が上手に理論武装しているのかもしれませんが、この手法は黒か白かと言われれば限りなく黒に近いグレーだと私は思います。
2.議員立法のため閣僚答弁、委員会審議を省略
内閣提出法案であれば必ず必要である閣僚答弁や委員会審議という当たり前のステップを全て省略することになります。
つなぎ法案であっても予算に関わる重要な法律を議員立法という建前で国会が何の審議もせずに通過させてしまうのであれば、何のための国会なのかという話になります。
まだ審議が開始されておらず、暫定税率の延長以外にも様々な議論がされた上でOKかNOを決めるプロセスが何一つ行われていないにも関わらず、先にOKありきのつなぎ法案を可決することになります。
正直私が与党側の国会議員であったとしても、この法案に対しては相当複雑な心情を抱くと思います。
与党側の必死の気持ちも理解しますし、予算に穴を開けてはならないことも行政側の立場としては納得します。
しかし、それでも議員立法という国会のあり方そのものに大きな禍根を残す手法を使い、しかも自民党総裁でもある福田首相自身が無関係を装う様子を見ていると本当にこれで良いのかという気持ちになります。
ねじれ国会の中で少しずつ憲政の常道が破られていく様を見るのはどうにも歯がゆい思いです。このままいけば大きな犠牲を払い、戦後築き上げてきた民主主義が崩れていく可能性があります。
民主党に全く非が無いとは申しませんが、どこかで立ち戻って今後の国会運営のあり方を議論して欲しいと思います。
2007年12月28日
ブット元首相暗殺!
今自宅に戻ってきましたが、パキスタンでブット元首相が暗殺されたとのこと。シャリフ派に対しても自爆テロがあったようです。
アフガニスタンの正常化に向け、大きな役割を持っているパキスタンの政情不安定は深刻です。インド洋上で給油をすることよりも、パキスタンの治安をどう改善し、パキスタンを根拠地とするタリバンの復活を阻止するかが一番重要なことです。
アフガニスタンの正常化に向け、大きな役割を持っているパキスタンの政情不安定は深刻です。インド洋上で給油をすることよりも、パキスタンの治安をどう改善し、パキスタンを根拠地とするタリバンの復活を阻止するかが一番重要なことです。
2007年12月23日
参院選の年金公約、自民機関紙が書き換え
年金記録紛失問題をめぐり、自民党が機関紙最新号で、最後の1人まで責任をもって正しい年金の支払いを「約束します」としていた今年7月の参院選公約の文言を、「支払うことができるよう全力を尽くす」と変更していたことが明らかになりました。
⇒産経新聞:参院選の年金公約、自民機関紙が“書き換え”
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071222/stt0712222041005-n1.htm
公約を実行できないことも問題ですが、公約そのものを書き換えてしまう行為には呆れを通り越して信じられない気持ちです。
比較的自民党に好意的な産経新聞の記事ですから、もはや年金問題を巡る自民党の動きは政党としても政治家としても末期症状に陥っていることを感じさせられます。
今年の漢字は「偽」でしたが、本当に公約まで偽装してしまうというのは…
⇒産経新聞:参院選の年金公約、自民機関紙が“書き換え”
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071222/stt0712222041005-n1.htm
公約を実行できないことも問題ですが、公約そのものを書き換えてしまう行為には呆れを通り越して信じられない気持ちです。
比較的自民党に好意的な産経新聞の記事ですから、もはや年金問題を巡る自民党の動きは政党としても政治家としても末期症状に陥っていることを感じさせられます。
今年の漢字は「偽」でしたが、本当に公約まで偽装してしまうというのは…
2007年12月18日
コラム紹介:テロ特措法、年金問題
テロ特措法と年金問題について綺麗にまとめているコラムがあったので紹介いたします。
⇒海上給油と消えた年金(The Commons)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071217-01-1301.html
⇒海上給油と消えた年金(The Commons)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071217-01-1301.html
2007年12月15日
千志塾第2弾:枝野 憲法調査会長による憲法論議
この日は民主党千葉県連主宰の政治塾「千志塾」の第2弾。
講師は枝野幸男 党憲法調査会長で、テーマもずばり「憲法」。
私は以前この日記において民主党の憲法に対する考え方を紹介しましたが、それを実質的に取りまとめたのが枝野さんです。
9条だけに囚われず、内閣総理大臣の執政権の強化など、戦前から受け継いだ悪しき制度を変え、今の時代に相応しい内閣主導の憲法への改正を理路整然と講演して頂きました。
●心情的改憲論をどう見るか
改憲論でよく出てくる「アメリカに作られた憲法を変え民族独自の憲法を作るべきだ」という考え方を否定しつつも、戦前生まれの方の心情自体は理解できる、しかし安倍さんのように体験してもいないくせに怨念のようにそのことに囚われるのは理解ができない、と一刀両断。
私は質問で「安倍さんのような考え方の人は若者には珍しくないし、政治家でも最近同じ程度の人間が多いが、今後憲法を冷静に議論していく中で若い世代を中心としたこういう意識の変化をどう考えているか」と聞いてみました。
すると、「安倍さんを中心とした、いわゆるファッション右翼を私は1年前までは確かに懸念していたが、安倍さんがああいう形で倒れ、ある程度まともな方向に戻っているのではないかと考えている。ファッション右翼が出るのはいつの時代も内政に不満が高まった時。不満を解消すること、まさに内政の充実が今の私たち政治家の責務だと思っている」との答え。
私もまさにその通りだと思います。
⇒以前の日記:憲法映画「日本の青空」を見る
http://shibucho.seesaa.net/article/47931403.html
⇒民主党「憲法提言中間報告」(要約版)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=601
⇒民主党「憲法提言」
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=593
講師は枝野幸男 党憲法調査会長で、テーマもずばり「憲法」。
私は以前この日記において民主党の憲法に対する考え方を紹介しましたが、それを実質的に取りまとめたのが枝野さんです。
9条だけに囚われず、内閣総理大臣の執政権の強化など、戦前から受け継いだ悪しき制度を変え、今の時代に相応しい内閣主導の憲法への改正を理路整然と講演して頂きました。
●心情的改憲論をどう見るか
改憲論でよく出てくる「アメリカに作られた憲法を変え民族独自の憲法を作るべきだ」という考え方を否定しつつも、戦前生まれの方の心情自体は理解できる、しかし安倍さんのように体験してもいないくせに怨念のようにそのことに囚われるのは理解ができない、と一刀両断。
私は質問で「安倍さんのような考え方の人は若者には珍しくないし、政治家でも最近同じ程度の人間が多いが、今後憲法を冷静に議論していく中で若い世代を中心としたこういう意識の変化をどう考えているか」と聞いてみました。
すると、「安倍さんを中心とした、いわゆるファッション右翼を私は1年前までは確かに懸念していたが、安倍さんがああいう形で倒れ、ある程度まともな方向に戻っているのではないかと考えている。ファッション右翼が出るのはいつの時代も内政に不満が高まった時。不満を解消すること、まさに内政の充実が今の私たち政治家の責務だと思っている」との答え。
私もまさにその通りだと思います。
⇒以前の日記:憲法映画「日本の青空」を見る
http://shibucho.seesaa.net/article/47931403.html
⇒民主党「憲法提言中間報告」(要約版)
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=601
⇒民主党「憲法提言」
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=593
2007年12月12日
民主党、熊谷貞俊大阪大教授に出馬要請
橋下弁護士の出馬で俄然盛り上がっている大阪府知事選ですが、民主党が熊谷貞俊大阪大教授に出馬を要請し、熊谷氏も前向きに検討しているそうですね。同じ名字でビックリです。
理工系の偉い教授のようですが、私は詳しく知りませんので、これからの動きに注目していきたいと思います。
いずれにせよ候補者の知名度ではなく政策で決まる選挙にして頂きたいものです。もちろん自民党のように選挙の時だけの政策であってはいけません。
理工系の偉い教授のようですが、私は詳しく知りませんので、これからの動きに注目していきたいと思います。
いずれにせよ候補者の知名度ではなく政策で決まる選挙にして頂きたいものです。もちろん自民党のように選挙の時だけの政策であってはいけません。
年金問題を巡る自民党の公約無視は理解不能
年金問題を巡る自民党の言い草には怒りを通り越して呆れるばかりですね…
11月21日には舛添厚生労働大臣が
「場合によっては数%、何としても(氏名などが)見つからないというのは出てくる可能性もある。最後の1円までやるというのは、ある意味で選挙のスローガン。そういう意気込みでやるということだ。国民に報告し理解をいただくほかはない」
と言って、就任時に約束した来年3月までの統合完了を「意気込みだ」などと言い放ったかと思えば、昨日は
町村官房長官:
「最後の1人まで3月末までにやるというわけではなく、選挙なので『年度末まですべて』と縮めて言ってしまった」
福田首相:
「そんなこと言いましたっけ?受け取り方は人それぞれですからね」
と、「選挙なので言っただけ」的な発言をするなど、責任与党としてそれでいいのか、と思う発言ばかりです。
選挙の時に散々民主党の公約は実現不可能だと批判しておいて、これはさすがに無いんじゃないかと。選挙時の公約をこんな形で無視する政党こそ政権担当能力がゼロなのではないでしょうか。
宙に浮いた年金記録約5000万件のうち、18.5%にあたる約945万件が統合が難しい記録であるとの調査結果が出ていますが、これは当時から民主党が主張していたことです。
統合・突合という作業はマスターデータが正しくて初めて意味があります。マスターデータが正しくない以上、いくら新しいプログラムを作っても意味がありません。マスターデータの補正に全力を注ぐべきです。
とりあえず一言だけ申し上げると「国民を馬鹿にするな」。
この一言に尽きます。
11月21日には舛添厚生労働大臣が
「場合によっては数%、何としても(氏名などが)見つからないというのは出てくる可能性もある。最後の1円までやるというのは、ある意味で選挙のスローガン。そういう意気込みでやるということだ。国民に報告し理解をいただくほかはない」
と言って、就任時に約束した来年3月までの統合完了を「意気込みだ」などと言い放ったかと思えば、昨日は
町村官房長官:
「最後の1人まで3月末までにやるというわけではなく、選挙なので『年度末まですべて』と縮めて言ってしまった」
福田首相:
「そんなこと言いましたっけ?受け取り方は人それぞれですからね」
と、「選挙なので言っただけ」的な発言をするなど、責任与党としてそれでいいのか、と思う発言ばかりです。
選挙の時に散々民主党の公約は実現不可能だと批判しておいて、これはさすがに無いんじゃないかと。選挙時の公約をこんな形で無視する政党こそ政権担当能力がゼロなのではないでしょうか。
宙に浮いた年金記録約5000万件のうち、18.5%にあたる約945万件が統合が難しい記録であるとの調査結果が出ていますが、これは当時から民主党が主張していたことです。
統合・突合という作業はマスターデータが正しくて初めて意味があります。マスターデータが正しくない以上、いくら新しいプログラムを作っても意味がありません。マスターデータの補正に全力を注ぐべきです。
とりあえず一言だけ申し上げると「国民を馬鹿にするな」。
この一言に尽きます。
2007年12月10日
四街道市の住民投票結果:反対多数!
お隣の四街道市で行われてきた地域交流センター建設の是非を問う住民投票の結果が出ました。
賛成: 7,962票
反対:25,384票
(投票率:47.55%)
ご覧のとおり圧倒的な反対票によって建設は否決されました。
⇒経緯や所感など
賛成: 7,962票
反対:25,384票
(投票率:47.55%)
ご覧のとおり圧倒的な反対票によって建設は否決されました。
⇒経緯や所感など
2007年12月09日
ロシア下院選、プーチン派が9割近くに
今日は恒例の廃品回収に参加。
冬で身体が鈍っているので丁度良いトレーニングになりました。
その後はいくつかの会合に出席し、今帰宅。
ロシアで行われた下院選挙の結果が出ました。
プーチン大統領の与党「統一ロシア」が315議席を獲得し、議席の9割近くを与党と親プーチン系政党が占めるという凄まじい結末。
もうロシアは完全にプーチン帝国と化していますね。
ペレストロイカという改革でロシアの社会・経済は混乱し、今のプーチン体制のように政治的には大きく後退していても社会・経済が安定している所を見ると、政治体制というものはその国の現状に合わせたものでないと厳しいということを痛感させられます。
冬で身体が鈍っているので丁度良いトレーニングになりました。
その後はいくつかの会合に出席し、今帰宅。
ロシアで行われた下院選挙の結果が出ました。
プーチン大統領の与党「統一ロシア」が315議席を獲得し、議席の9割近くを与党と親プーチン系政党が占めるという凄まじい結末。
もうロシアは完全にプーチン帝国と化していますね。
ペレストロイカという改革でロシアの社会・経済は混乱し、今のプーチン体制のように政治的には大きく後退していても社会・経済が安定している所を見ると、政治体制というものはその国の現状に合わせたものでないと厳しいということを痛感させられます。
2007年12月08日
堂本知事も出席:千葉県経済シンポジウム
午後から倫理法人会主催の千葉県経済に関するシンポジウムに出席。
これは堂本暁子千葉県知事と県幹部を招いて、千葉県政の動きと「ちば中小企業元気戦略」について意見交換をするものです。
千葉県中から倫理法人会に加入する中小企業の方が何百人と詰め掛け、また県側も10人ほど幹部を送り込むなど、大規模なシンポジウムでした。

「ちば中小企業元気戦略」とは中小企業経営者にヒアリングをしながら昨年12月に策定されたもので、今年の3月に「千葉県中小企業の振興に関する条例」として制定されています。
産学官民を挙げて中小企業・地域の活性化に取り組むもので、全国でも珍しい取り組みのため他県などから視察に来る注目されているとのこと。
しかし、肝心の千葉県内では知名度が低く、折角良いものを策定したのに伝わっていないため、これからPR活動を本格化させていく中で今日のシンポジウムが実現したということです。
参加者からも積極的に質問が出て熱い会で、私自身、中小企業の生の声を知ることができ非常に勉強になりました。
印象的だったことは堂本知事はやはり風格があり、誠意を感じる方だということです。何度質問の手を挙げても司会者に気づいてもらえなかった方に助け舟を出したり、質問に対しても誠意ある回答をしていました。
もうレイムダック政権だとか色々言われていますが、少なくとも政治姿勢は未だに首長に相応しく、まさに政治家だと感じ入ります。
これは堂本暁子千葉県知事と県幹部を招いて、千葉県政の動きと「ちば中小企業元気戦略」について意見交換をするものです。
千葉県中から倫理法人会に加入する中小企業の方が何百人と詰め掛け、また県側も10人ほど幹部を送り込むなど、大規模なシンポジウムでした。

「ちば中小企業元気戦略」とは中小企業経営者にヒアリングをしながら昨年12月に策定されたもので、今年の3月に「千葉県中小企業の振興に関する条例」として制定されています。
産学官民を挙げて中小企業・地域の活性化に取り組むもので、全国でも珍しい取り組みのため他県などから視察に来る注目されているとのこと。
しかし、肝心の千葉県内では知名度が低く、折角良いものを策定したのに伝わっていないため、これからPR活動を本格化させていく中で今日のシンポジウムが実現したということです。
参加者からも積極的に質問が出て熱い会で、私自身、中小企業の生の声を知ることができ非常に勉強になりました。
印象的だったことは堂本知事はやはり風格があり、誠意を感じる方だということです。何度質問の手を挙げても司会者に気づいてもらえなかった方に助け舟を出したり、質問に対しても誠意ある回答をしていました。
もうレイムダック政権だとか色々言われていますが、少なくとも政治姿勢は未だに首長に相応しく、まさに政治家だと感じ入ります。
2007年12月06日
天野ゆきお県議が7日に県議会で一般質問
今日は午後から代表質問が始まります。
私達民主党からは副幹事長の三瓶輝枝議員が質問を行います。
また、千葉県議会ですが同じ稲毛区選出の天野ゆきお県議が7日(金)に一般質問を行います(時間はおそらく15時前後とのこと)。
千葉市議会は会派内で時間を調整すれば毎回質問することも不可能ではありませんが、県議会は一般質問を年に1回しか行えません。貴重な質問時間です。ご都合がつく方は是非傍聴して頂ければと思います。
<天野ゆきお県議の質問項目>
○フリーター対策について
○観光立県ちばの推進について
○スポーツの振興について
○その他
しかし、千葉県議会のホームページは古いですね…
市議会のホームページの方がまだマシに見えます。
私達民主党からは副幹事長の三瓶輝枝議員が質問を行います。
また、千葉県議会ですが同じ稲毛区選出の天野ゆきお県議が7日(金)に一般質問を行います(時間はおそらく15時前後とのこと)。
千葉市議会は会派内で時間を調整すれば毎回質問することも不可能ではありませんが、県議会は一般質問を年に1回しか行えません。貴重な質問時間です。ご都合がつく方は是非傍聴して頂ければと思います。
<天野ゆきお県議の質問項目>
○フリーター対策について
○観光立県ちばの推進について
○スポーツの振興について
○その他
しかし、千葉県議会のホームページは古いですね…
市議会のホームページの方がまだマシに見えます。

