■熊谷としひと公式Web:http://www.kumagai-chiba.com/
■9月30日(火)に一般質問を行います!(おそらく15時頃)

2005年11月22日

シャロン新党結成:イスラエル

イスラエルのシャロン首相が21日自らが率いる右派政党リクードを離党し、中道路線を標榜す新党「国家責任党」を旗揚げしたそうです。ビックリ。
これは連立与党を組む中道左派・労働党の連立離脱決定を受け政権維持のための賭けに打って出たもので、大規模な政界再編に発展する可能性もあるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051121i114.htm

シャロン首相といえば自他共に認める対パレスチナ強硬派でしたが、最近は泥沼状態を打開すべく限定的ではありますがヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の撤去を進めようとしております。しかし、所属するリクードの中で領土的妥協を一切認めない強硬派との対立が深まっており、にっちもさっちもいかない状況でした。
シャロン首相としては中道右派的政党を立ち上げ、和平推進派の労働党や中道世俗政党シヌイとの間で連立を模索していく方向なのでしょうか。

いずれにせよシャロンはまだまだ対パレスチナ強硬派ですが、事態が少しでもパレスチナ寄りに動き憎しみの連鎖が解決の方向に向かうのであれば歓迎したいものです。
今後のイスラエルの政局に注目です。
posted by 熊谷としひと at 07:44| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月21日

マグダラのマリア:聖母マリアと並ぶ女性

キリスト教の本を読みつづけております。今回はマグダラのマリアをテーマにしたこの本。
マグダラのマリアの福音書での扱われ方、そしてその後変容していく彼女の姿を通して、西洋美術の歩み、西洋の女性に対する見方が分かる一冊。紹介されている絵画がほとんど挿絵で記載されているところも分かりやすくてオススメです。

マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 岡田 温司マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女
岡田 温司
中央公論新社 2005/01
アマゾン価格:¥ 840
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マグダラのマリアとはイエスの処刑・復活に登場する女性であり、イエスの復活を使徒たちに伝える役割をも与えられており、福音書によっては使徒たちと同様伝導の旅をしたことになっているものもあります。
西洋世界ではとてもポピュラーな女性で、ある意味聖母マリア以上に人気があったりします。

そこまで重要な役割を与えられていたにも関わらず、時代が進むにつれ、男性が女性に抱く「欲情=エロス」と「軽蔑=汚れた存在」という意味合いを与えられ、「娼婦から改心した女性」としても教会に利用されていきました。
逆に「神々しいまでの美しさ」や「無条件の愛」といった位置付けも与えられており、とにかく多面的な側面を持つ女性です。

最近ではダ・ヴィンチコードでイエスの妻だったということにされたり、西洋のミステリーなどでは必ず姿をあらわす彼女。
西洋世界の理解という意味では、キリスト教に興味のない人も是非読んでみることをオススメします。
posted by 熊谷としひと at 21:59| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月13日

安倍さん:先の戦争の定義は歴史家がすることだと?

テレビで安倍官房長官がとても看過できない発言をしました。
討論番組で靖国神社が「先の戦争は自衛のためのやむを得ない戦争である。連合国の勝手な裁判で戦犯の濡れ衣を着せられた人々は受難者である」と主張していることに対して意見を聞かれた時の発言。

おそらくここって一番突かれると痛い質問なんですよね、靖国参拝派にとって。小泉首相ですら「先の戦争は侵略戦争」と言い切っているのですが、そうすると「戦争を正当化する靖国に行くのはおかしいんじゃない?」って流れになるわけです。
で、安倍さんはどう言うのかなと思ったら、なんと

「先の戦争がどういう戦争であったかは政治家が軽軽に発言することではない。それは歴史家がする話だ。」

こんな発言をする人間が総理候補とはおこがましいにもほどがあります。
歴史は歴史家が研究するものではありません。歴史をどう捉え自国をどう導くのか、それは政治家がもっとも担うべき問題なのです。
歴史認識もできない、歴史哲学もない人間が政治家などするな!

今までの右翼的発言は何だったのか。彼なりの歴史認識があった上で行っている行為であり発言だったのでしょう。そしてそれを支持する人も多くいるのです。
にも関わらず苦しい質問を浴びせられ「それ俺の考える問題じゃないもーん」とはどういうことなのか。いくら何でも情けない。

この発言がどれだけ首相という器にあるまじき発言か、気づく人はどれだけいるのでしょう…
posted by 熊谷としひと at 10:24| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フランス暴動〜日本は他人事ではない〜

フランスで起こっている移民を中心とした暴動の報道をここ一週間見ていたが、どこもなんだか他人事じゃない?「弱者に冷たい社会になってきた」とか言って「いかがなものか」と言うのは楽だが、はっきり言って日本がもし移民を受け入れたら必ず起こる問題なんですよこれ。

日本は今世界でも稀に見る出生率の低さで、このままいくとあと20年で「移民を受け入れる」か「人口減少&老成国家になる」かの二択を迫られるわけです。
よくノルウェー・スウェーデンなどを例に出して「我々も北欧国家になればいい。高齢化が悪いとは言えない」と言う人がいますが、北欧国家と日本の産業携帯の違いを理解した上で言っているのか疑問です。

一方では「日本はモノ作り国家だ。モノ作りを見直そう」とか言っているわけですよ。確かに岡野工業に代表されるようなモノ作りの技術・経験があって日本は成立している所はあります。
しかし、少子化になれば熟練工に期待はできません。少子化・移民Noで行くならば、熟練工など日本に労働者が居なくても成立する産業で日本は生きていく必要があるのです。その辺をどう考えているのか。

仮に移民を受け入れた場合、日本は絶対に差別をします。
どこの国でも移民に対する差別はありますし、何より日本は単一民族で外国人と一緒に生きていく経験も道徳慣習もありません。
日本人にとって外国人はあくまで見世物であって一緒に働く人ではないわけです。

「いや日本人はそんな冷たい国民じゃない」と言いたいかもしれませんが、では同じバイトで日本人と外国人が同じお給料だったらどう思いますか? 仮にそこは受け入れられたとしてもバイト枠が1つで能力も同じなのに外国人に負けたらどう思います? 採用する側だったとして同じ能力の日本人・外国人がいたらどっちを採用します?

私も差別はいけないし、上のような場合で公平な立場を取りたいと思います。
しかし外国人にしてみれば「お前は気づいていないかもしれないがお前は差別している!」と言われる可能性は否定できません。
そしてフランスの暴動のような痛みを通して、一つ一つ勉強していくのだと思います。

はてさて、どっちがいいんでしょうねえ。
日本の歴史を考えると移民を受け入れずに済むのであればそれが一番でしょう。
でも移民を受け入れて痛みを経験すれば真の国際感覚が掴めるという話もありますし…

そんな国民的な議論をそろそろしないと間に合わないんじゃないですかねえ。
posted by 熊谷としひと at 10:01| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月08日

仏、半世紀ぶり非常事態宣言:サルコジと安倍さんって似てる?

フランスで発生している移民の暴動がどんどん悪化し、とうとう1955年以来半世紀ぶりに非常事態宣言が出されました。
非常事態法に基づき夜間外出禁止令が9日午前零時に発効。これを受けて県知事は暴力行為の発生する可能性のある地区を特定して最長12日間、時間を定めて夜間外出を禁止できるほか、この期間警察は捜査・捜索令状によらずに捜査、捜索ができます。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20051108it14.htm

ドビルパン内閣のサルコジ内相を中心に進められてきた移民に対する融和政策の切り捨てが原因とされており、さらに暴動が発生してからサルコジ内相は「暴徒は社会のクズ」「放水で一掃せよ」などと発言、そのたびに暴動は過激化してきました。
その後も有効な対策を打ち出せないサルコジ内相に対する批判の声は日に日に高まっております。

ちなみにサルコジ氏は次期大統領候補でもあり国民的人気も高い政治家です。
シラク大統領との仲の悪さは有名で、去年日本びいき、相撲びいきのシラク大統領に対するあてつけなのか、

「率直に言って、日本よりも中国の方が好きだ」
香港は魅惑的な都市だが、東京は違う。東京は息が詰まる。京都も何が人々の感嘆を呼ぶのか理解できない。御所もうらぶれているように映る」
「ちょうど相撲のようなものだ。ポマードでまげを結った太っちょの格闘技なぞにどうして魅了されることができるのだろう。相撲は知的なスポーツではない」

と気持ちいいくらいの日本批判をしたことで有名。

ハンガリー移民系仏人ですが、政策的には超が付くくらいの自由主義者&保守主義者&右な人で、思い切りのいい過激な発言が国民的人気につながっているようです。

あれ?誰かに似ていませんか?
そう、今や次期首相の呼び声高い安倍晋三官房長官に似ていますね。

安倍さんはサルコジほど過激ではないですが、気持ちのいい発言で右の人から大きな支持を得ているという点では最近の人気政治家の一つのパターンですよね。
サルコジさんのようにならないことを祈ります。

私は安倍さんを昔から応援しているし、バカじゃないから官房長官になってからある程度発言・スタイルを修正するとは思いますけどね、なんだか不安なんだよなあ。
気が付いたら愛国者という名の単細胞さん達のアイドルになっちゃって、どうにも進退窮まってるような感じがするのです。このまま進んでも政治家として失格だし、戻ると支持者から総スカン、みたいな。
posted by 熊谷としひと at 23:16| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月07日

エヴァンゲリオンって福音って意味だったんですね

一斉を風靡したアニメ「エヴァンゲリオン」ですが、あれってラテン語の「evangelium:福音」から来ていたんですね。
今ごろ知るなよって感じですが。

ちなみにevangeliumの語源はギリシャ語の「euaggelion(エウアンゲリオン)」で、元は「良い」という意味の「eu-」と、「告知する」という意味の「aggelo」が組み合わされた語で「良い知らせ」「良いニュース」という意味だそうです。

これに加えてヘブライ語の「even gilaion(エヴェン・ギライオン)」という「岩を転がす」という意味の言葉の響きと合わせているとのことで、「岩を転がす→墓をふさいでいた岩が転がされる→復活」という流れで復活のイメージを喚起させるものだそうです。

エヴァにはキリスト教の様々な要素が盛り込まれているみたいですね。
作った人もご苦労様だし解読する人もご苦労様というか、こういうネタを随所に盛ることがマニアを喜ばせるんですかね、謎解きみたいで。

私はエヴァンゲリオンの話が出る度に、高校生の時の同級生を思い出します。
その同級生は私に「アニメ史に残るアニメが今放送されている。これは凄いんだ!いいから1回見てみろって!」と凄い勢いで言いました。
まだエヴァがメジャーになる前だったかと思います。

そこまで言うなら面白いんだろう、と言われるがままに第4話?くらいを見たのですが、何のこっちゃさっぱりでそのまま見なくなったのですが、その後あれよあれよと有名になって、ああやっぱりオタクは最先端を行っているんだなあと妙に感心したものです。

その4話だか何だかを見た後その同級生に感想を求められて「あの髪の長い子がヒロイン?」とか聞いたら「違うよ!それはアスカでヒロインじゃない。ヒロインは綾波レイという女の子だ」と言われて、「えっ、あの暗い子が?」と驚き自分には理解できない世界だと思っていたら、その後あれよあれよと綾波レイが大ブレイクして偉大なるアニメヒロインのパターン(虚無っ娘?)になったのを見て、ああやっぱりオタクは最先端を行っているんだなあと妙に感心したものです。

もうあれからだいぶ経ちますが、彼は今何をやっているのでしょうか。
オタクの世界では今「ツンデレ」がブームと言いますが、彼にその「ツンデレ」について語って欲しいものです。そしてその次のブームについても予知して欲しいものです。

ちなみに「ツンデレ」とは「普段ツンツンしている女が自分の前ではデレデレ」になることだそうです。
それってオタクに限らず普遍的な男の願望なのかもしれませんね。支配欲というかなんというか。

福音という神聖なネタから始まったのに結局グダグダですね。。。
posted by 熊谷としひと at 22:22| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

ダ・ヴィンチ・コード〜功罪余りある本〜

あの話題のダ・ヴィンチ・コードを今ごろ読みました。

思ったより面白い本でした。普段推理小説とかを読まないせいか普通にドキドキして読んでいました。
ヨーロッパ絵画やキリスト教に関する興味をまず持ってみたい人にとってみれば非常にとっつきやすい本なのでオススメです。中身を信じちゃダメですが。

ダ・ヴィンチ・コード (上) ダン・ブラウンダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン
角川書店 2004/05/31
定価:¥ 1,890
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ただ、なんと言うか…
聖杯とかフリーメーソンとか死海文書とか、トンデモ本につきもののネタがたっぷり詰め込まれており、「この本に書かれていることは全て真実である」とかわざわざ但し書きを入れる所が胡散臭さプンプンという感じですね。
これをまともに信じると危なくてしょうがない。

この本が世界中でベストセラーになった結果、登場する絵画や教会を見に来る人が凄く増えたそうで、それはそれで嬉しいんだが、この本に書かれた解釈を信じ込んでいる人が多くて困る、みたいな関係者のコメントを昔見たのですが、これ信じている人たちが大挙押し寄せてきたら私もイヤかも(笑)

確かに新約聖書はマタイ・マルコ・ルカ・ヨハネの4福音書のみ採用し、その他の福音書を採用していないのも事実ですし、ヨハネ福音書(ヨハネが作者ではない)がキリストの事跡を相当脚色しているのも事実です。
また、コンスタンティヌス帝のニケーア宗教会議以降幾度も、イエスを人の子とする宗派が異端として追放され、神とイエスと聖霊を等質で不可分のものとする三位一体説が正統とされてきた歴史もまた事実です。

しかし、マグダラのマリアがイエスの妻だったという説はグノーシス派の文書でのみ主張されている説で、その他の説も少し強引な展開が多すぎます。
こんな考え方もあるよ、程度であればいいんですけどねえ。

キリスト教に関しては大学時代に色々調べて以来全く勉強していないので、もう一度死海文書も含めて本漁りをしようと思います。
posted by 熊谷としひと at 22:11| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月31日

内閣改造〜妥当かつ小泉さんの思いが分かる人事〜

さて、家に帰ってきて内閣改造を見ました。
顔ぶれは至極妥当な感じですね。あと小泉さんの思いが伝わってくる布陣かと思います。

たぶん人事のスタートは郵政民営化の推進、及び三位一体の改革と呼ばれている地方交付税改革を担当する総務大臣だったかと思います。
ここには麻生さんが居ましたが、麻生さんはポスト小泉に昔から名前の挙がっていた実力者で、独自の理念を持ち小泉さんにも言う時は言う人でした。小泉さんにとって思い入れのある郵政民営化、三位一体改革を推進するには少しやりづらい相手だったのかもしれません。
で、改革の化身:竹中さんを総務大臣に抜擢したのでしょう。私もその方が良いと思います。

次に麻生さんの処遇ですが、実力者であり、かつ小泉さんと外交方針で一致する点の多いことから外務大臣に起用したのでしょう。「創氏改名」発言や「日本は韓国に良いこともした」とか言って物議になっちゃった人です。若干発言が過激ですが、個人的には好きな政治家の一人です。
外務大臣は重要なポストですが、ポスト小泉に名前の挙がっている安倍さんは強硬派すぎて中国・韓国・北朝鮮の反発が予想される、谷垣さんは外交方針が不明確、福田さんは中国理解派で関係改善を狙うなら福田さんかと言われていたのですが、小泉さんは自分と方針が違う福田さんは起用できなかったのでしょうか。

個人的には福田さんは入閣を辞退した線が有力なのではないかと思ってみたり。
福田さんは小泉さんとは違う方向性を外部に出せる人材ですから、ここは温存しておいた方が得策かと思います。小泉さん、麻生さん、安倍さんはいずれもタカ派というか対中強硬派です。この路線が行き詰まった時、登場するだけで中韓の好感を得られる福田さんは自民党として貴重な存在なので、小泉内閣の一員となり色がつくよりは、閣外に居たほうが日本の政治のためには良いことかと思います。
森派ばっかりだとそろそろやっかみを受けそうですし。

郵政民営化の次に小泉さんが意欲を持っているのは政府系金融機関の再編ですが、ここには先の郵政民営化法案の調整で功のあった与謝野さん・二階さんをそれぞれ金融・経済財政担当相、経済産業相に起用しています。
前内閣では谷垣財務相・中川経産相とも比較的温和な改革を望んでおり、小泉さんが不快になる一面もありましたから、与謝野さん・二階さんによってこの改革を自分の思い通りに進めていくつもりなのでしょう。

特に与謝野さんは前政調会長として、自民党内の調整に苦労していた竹中さんをうまくサポートしておりました。そこで竹中さんがリードしていた小泉内閣の生命線である経済財政諮問会議を担当する大臣として抜擢したのでしょう。
この二人の起用に関しては私も唸る良い人事です。

あと小泉さんが抱える懸案としては米軍再編問題を抱える防衛庁と、年金・医療改革を抱える厚生労働省でしたが、防衛庁長官には額賀さんが、厚生労働相には川崎二郎が起用されました。
額賀さんは旧橋本派の実力者でポスト小泉に昔は名前の挙がっていた人です。官房副長官を長く努め、普天間飛行場移設をめぐる日米協議の調整役を務めた方です。以前に防衛庁長官も勤めたこともあります。
正直前の防衛庁長官の大野さんでは迫力に欠けるというか、はっきり言って不適任だったので、それなりの実力者をもってきたという感じですね。

川崎さんは党で郵政民営化・議員年金改革を担当していたのでその流れで、という感じでしょうか。私的には微妙、という感じです。結構やる人だとは知っていますが、もう少し重要人物が起用されるとマスコミも含めて思っていたのですが大丈夫なのかな?

あと、話題になっていた小池さんですが環境庁長官として留任です。
マスコミは幹事長だとか官房長官とか言っていましたが、さすがにありえないでしょ。一時のブームに乗る小泉さんではないので、ここは妥当な人事じゃないでしょうか。
官房長官は一番メディアへの露出が多いポストですから、ここはやはり国民的人気の高い安倍さんが適任かと思います。

逆に言うと、官房長官に指名したということはすぐ次の後継者とは小泉さんは考えていないのでしょうね。次を狙うならもう少し実績を出せる実力者が配置されるポストにつけるはずです。小泉さん的には次の次を見据えてこのポストに就けたという感じがします。
安倍さんは今は若手筆頭的に外交も含め好き放題言っていますが、本当に首相を狙うならそろそろ腰を据える必要があります。そういう意味では官房長官として答えにくい質問に答える立場に立つことで脱皮することでしょう。

谷垣さんは財務大臣に再任されましたが、財務大臣としてはちょうどいい人材ですから妥当と言えます。
私はいつも疑問なのはなぜ谷垣さんはポスト小泉に名前が挙がるのかという点です。確かに堅実だし官僚に受けのいい政治家ですが、器が大きくないというか、国民的支持を受ける人物ではとてもないと思うのですが…

あとは中川前経産相の農水省への横滑り、町村前外相が外れたことでしょうか。
両人とも実力者でポスト小泉に名前が挙がってしかるべき人ですから、今後もこの二人は注目だと思います。

何はともあれ結構いい人事だと思いますよ。
武部幹事長の留任にはちょっとサプライズでしたが(笑)

あと改造された内閣への野党のコメントですが、前原さんのコメントは比較的良かったと思います。以前のようにやる前から批判するダメ野党ではなく、冷静にコメントしておりました。少し冷静すぎというか、ちょっとくらいは批判した方がいいんじゃない?とは思いましたが。


○総務相・郵政民営化担当相・竹中平蔵
○法相・杉浦正健
○外相・麻生太郎
○財務相・谷垣禎一
○文部科学相・小坂憲次
○厚生労働相・川崎二郎
○農相・中川昭一
○経済産業相・二階俊博
○国土交通相・北側一雄
○環境相・小池百合子
○国家公安委員長・沓掛哲男(参院)
○防衛庁長官・額賀福志郎
○金融・経済財政担当相・与謝野馨
○規制改革・行政改革担当相・中馬弘毅
○科学技術担当相・松田岩夫(参院)
○男女共同参画担当相・猪口邦子
posted by 熊谷としひと at 21:49| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(12) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今日内閣改造〜四人組以外も注目〜

今日内閣改造&自民党役員人事があります。
小泉さん自身が後継者を指名すると言っていることもあり、メディア大注目の人事です。

メディアでは盛んに四人組(安倍晋三前幹事長、福田康夫前官房長官、麻生太郎総務相、谷垣禎夫財務相)の処遇が注目されていますが、個人的には与謝野政調会長、二階総務局長、町村外相の3人の処遇が気になります。

特に与謝野さんと二階さんは郵政法案に対する縁の下の働きが非常に素晴らしかったため、小泉さんはこういう人材を抜擢するのが好きなんじゃないかと思ってみたり。
posted by 熊谷としひと at 08:00| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(2) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月26日

楽天のTBS買収〜TBSのポイズンピルは違法では?〜

楽天のTBS買収劇、長いですね。
特にそれほど意見する気はないのですが、2点だけ気になった点が。

1.テレビ局は現在異常に保護された特権的業界である

テレビ局は放送法で免許が与えられており、どんなに意欲がある企業があったとしても参入することはできない保護業界です。電力業界よりも航空業界よりもどこの業界よりも保護されている超閉鎖的な業界であることを大前提にニュースをご覧下さい。
でないと業界を守ろうとするテレビに知らず知らずの間に洗脳されますので。というか、もう大部分の人が洗脳されてますけどね。


2.TBSのポイズンピルは違法では?

TBSは以前から買収に備えて日興系投資会社に新株予約権を800億付与しており、TBSの株が20%以上買収された場合に発動するとしておりますが、これ株主総会に諮ってもいないし、そもそも特定の株主に対してのみ株式を発行するということは既存の株主の利益を損ねる行為になりますので、普通に考えれば間違いなく株主代表訴訟の槍玉にあげられるのでは、というか限りなく黒に近いダークなのでは?
posted by 熊谷としひと at 22:19| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ハンセン病訴訟〜韓国と台湾で判決分かれる〜

日本統治時代、現在の韓国と台湾に設置されたハンセン病療養所の入所者が、ハンセン病補償法に基づく補償請求を棄却されたのを不服として、厚生労働相に棄却処分の取り消しを求めた2件の行政訴訟の判決が25日、東京地裁で言い渡されました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051025it01.htm

韓国と台湾の訴訟は同じ東京地裁でも別の裁判長、審理部で審理され、結果は韓国側は敗訴、台湾側は勝訴という、司法判断が真っ二つに割れる事態になりました。
全く同じ内容の裁判で全く別の判決が出るというのは分かりにくい話です。韓国の人はきれるんじゃないかなあ。

ネット上の嫌韓の人たちは大喜びでしたが、これはハンセン病補償法を検討した時に植民地の入所者を考慮に入れていなかったことが問題で、上記のように司法判断すら分かれる事態になったわけですから、速やかに法律を改正して欲しいものです。

しかし、今の学生を中心とした嫌韓の人たちはどれほどの規模がいるんでしょうか。イデオロギーすら入っているのですが、これ以上増えないことを祈ります。
posted by 熊谷としひと at 07:38| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(5) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月25日

韓国の7歳男児が大学合格・史上最年少

韓国で7歳の少年が仁荷大学という大学に合格したそうです。
この少年は韓国政府の英才教育プログラムを利用し、昨年11月、いきなり小学校6年生となり、今月3日には高校卒業資格の認定試験に合格し、小中高の課程を1年足らずで終えた「天才少年」とのこと。

もはや飛び級のしすぎで何だか理解ができないですね。入学試験の「シュレディンガーの方程式」って名前を聞いたこともありません。(笑)
マンガでもここまで極端は話はないでしょう。

これは行き過ぎた話だとしても、日本でももう少し飛び級を増やして英才教育プログラムを充実させてもいいのかもしれません。
特に理系の世界は若くても十分太刀打ちできる世界ですから、貴重な才能を遊ばせておくよりは実戦でさらに鍛えた方が良いかと思います。
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2005年10月19日

靖国参拝問題〜女性の方が賛成多し〜

朝日新聞で今回の首相の靖国参拝に関する世論調査の結果が載っています。
http://www.asahi.com/politics/update/1019/001.html

首相が参拝したことを「よかった」とする人は42%、「参拝するべきではなかった」は41%で、賛否が二分された形になっています。
で、気になるのは男性では「よかった」38%、「参拝するべきではなかった」46%と反対が多いが、女性では46%対36%で賛成が上回った、というデータ。

何となく女性のほうが靖国神社参拝に反対するのかな?と思っていたら、実際は逆で女性の方が賛成しているんですね。これは意外でした。

これをどう捉えればいいのでしょう。
小泉さんのファンが女性に多いから結果的に賛成の方が多いのでしょうか。
それとも女性は深く考えた上で参拝した方が良いと思っているということなのでしょうか。

非常に興味のあるデータです。
posted by 熊谷としひと at 23:01| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月18日

靖国神社という存在の特殊性

靖国神社について述べる前に、大前提として言っておきたいことは、私は国のために命を捧げた人間を国家が追悼することは当然だと思うし、一国の元首が戦没者に対して哀悼の意を表するのも全然問題ないと考えている。

問題は靖国神社という存在と追悼する対象なのだ。

まず一番の問題は、戦没者を国家として追悼するべき施設が国家と何ら関係のない一宗教法人によって運営されているという事実である。
国家が国家として国家のために命を捧げた人を追悼するのであれば当然国家施設であるべきだし無宗教であるべきである。

日本は日本の伝統があり、神道こそが日本の伝統の心なのだという意見はもっともだと思うが、それはヨーロッパとキリスト教、イスラムとイスラム教も同じである。
日本の伝統である神社形式を伴うにせよ、宗教としての神道はあってはならないわけである。

そもそも、宗教とは人の対立を防ぎ平和的に生きるために存在しているにも関わらず、戦争に従事した人間を「英霊」として祭っていること自体が本来の神道の趣旨とは大きく逸脱した行為であると言わざるを得ない。

靖国神社を日本の伝統という人は必ず「日本では死んだ人を神として祭るのです。それは日本の文化であって他国にどうこう言われるものではない」と言う。
しかし、歴史と神道を学べば分かるが、日本は死者を「英霊」だとか「神」として祭る伝統も文化もない。

神道では死者を「御魂(みたま)」、即ち霊的・神聖な存在(英語で言えば「sacred」)として扱うが、決して神(God)として祭ったりはしない。
例外的なケースとして、菅原道真のような祟りをもたらす人物などを神として祭り、怒りを静めるということがあるくらいである。

大体、同じ生き物である人間が作り上げる文化など、微細な違いこそあれ極端に常識から逸脱しているケースなど殆ど無いわけであって、日本だけが他国からみて著しく特徴的な宗教観を持っているなんていう発想が閉鎖的というか自意識過剰なのだ。

というわけで、戦争で死んだ人を「英霊」として祭っている靖国神社は日本古来の神道ではなく、明治〜昭和にかけて存在した「国家神道」という金メッキをつけたエセ神道と言わざるを得ない。
もちろん、当時の帝国主義全盛時代においてはその国家神道も一定の存在意義があったと思うが、帝国主義が否定され、政教分離の大原則がある民主国家において、国家神道の出る幕ではない。
明治政府によって歪められた本来の神道を我々は取り戻すべきである。

話を戻すと、一宗教法人が戦没者を慰霊するということは戦没者を慰霊するという公的、パブリックな行いによって私的(プライベート)な存在である靖国神社が利益を得るということである。

確か靖国神社の主張としては、我々は国家とは関係なく国家のために命を捧げた人を祭っているだけだ、という主張だったと思うが、私的な存在ということであれば、なおさら国家元首が私的な存在に公的参拝をすることが問題であることになる。

国家元首が国家に命を捧げた人を追悼するのであれば無宗教な国家施設である必要がある。


第二の問題として追悼の対象がある。

今一番問題となっているのはA級戦犯の合祀である。
私は以前も述べているとおり、戦犯という表現が好きではないし、A級戦犯と呼ばれる方々に戦争責任を全て押し付け、A級戦犯を分祀すれば問題が全て解決するような考え方は取るべきではないと考えている。

では、本来国家が追悼するべき対象はどうあるべきなのだろうか。

実名を入れて追悼するのであれば、国家のために命を捧げた人全てを追悼することは不可能だろう。
戦死者に限らず、国家のために命を捧げるケースは多様で、それを全て特定することはできないし、何をもって「国家のために命を捧げた」とするのかは解釈がまちまちになるため無理である。
ちなみに靖国神社にはA級戦犯に限らず、戦争後連合国によって戦犯とされ刑死した方々も含まれている。

私は広く戦没者を慰霊するのであれば、無記名の追悼という形を取るべきだと思うし、実名にするのであれば戦死者(負傷し本国で死亡した人も含む)のみを対象とする以外に方法はないのではないかと思う。

無記名であれば、戦死者から刑死した人、アジア諸国の犠牲者全てを対象に先の戦争で亡くなった方を追悼する「太平洋戦争追悼施設」という形になるであろう。
記名式であれば、靖国神社で祭られている方々のうち直接戦争で死亡した人のみを対象とする狭義の追悼施設となるしかあるまい。

ここからは余談になるが、A級戦犯を始めとして当時指導者の立場にあった人間は例え戦死であったとしても対象に入れるべきではないのではないだろうか。

戦争の意思決定に参加できず国家の命令の元、命を捧げた方に感謝と自責の念をこめ追悼するのは分かるが、自ら戦争への意思決定に何らかの影響を与えた人間は戦死したとしても、それは自ら選んだ道であってそれを他人が感謝したりするのはどうかと思うのだ。

こんなことを言うと薄情に見えるかもしれないが、会社の役員と社員の関係と思っていただければ丁度いい。
指導者層は意思決定の権限がある代わり、その決定に責任を取る必要があると私は考える。それは戦争犯罪人という考え方ではなく戦争責任者という意味だ。

また靖国神社を巡る議論の中で、日本を愛しすぎる方々が「国のために命を捧げた人を祭ってはダメとは何様だ!」とよくヒステリックに叫ぶことが多いが、先の戦争は少なくとも自衛の戦争ではない。認めたくはないだろうが、区分としては侵略戦争の区分に入る戦争である。
アジア諸国の無実の人々に多大な犠牲を強いた以上、自らの意思ではなく命を捧げたことに対し申し訳ないという哀惜の念こそあれ、英霊として肯定することはやはりできないのである。

英霊と呼ばれている人が、国家を真に愛し、自らの命を捧げてくれた事だけを見れば美しい行為に見えるが、その方々の手により多くのアジア人が殺された事実は否定できないのだ。

だからこそ我々は、心美しき先人達をして諸外国の命を奪わしめた戦争というものを二度と起こさないよう不戦の誓いを立てるとともに、戦争を止められなかった日本国民の未熟さを日本国民の一員として恥じ、自責し、未熟な結果国家の名のもとに命を捧げることになってしまった先人達に哀惜の念を抱くのだろう。
そして、云われなく命を落としたアジア諸国の方々に深くお詫び申し上げるのだ。


自分は無関係の人間の振りをして戦犯達を非難するのはもってのほかだし、逆に諸外国も含めた形で戦争を総括できない人間ももってのほか。
posted by 熊谷としひと at 21:33| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(4) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

首相の靖国参拝〜靖国神社の存在〜

小泉首相の靖国神社参拝に今回は批判の声が大きいようですね。

私は今年靖国神社に大学以来行って来ました。参拝はしませんでしたが、例の展示館は見に行きました。
何度見ても、やっぱり追悼施設とは感じないんですよね。戦争博物館という名称が一番しっくりくると思います。

記帳も見させていただきましたが、皆さんの受け止め方は二パターンあります。
1つは「戦争はやっぱり悲惨だ」という考え方。そして2つ目は「戦争で死んだ人はなんて立派なんだ」という考え方。
後者は「自分と同い年の人間がこうして国を背負って命を散らした。国を想っていた。平凡に生きている自分が恥ずかしい」という考え方ですが、この考え方は少しおかしいと想います。

先の戦争が何故怖かったかというと、平凡に生きていておかしくない若者達が国を背負って戦ってしまったということです。人はそれほど偉大な生き物ではありません。どれだけ繰り返し愛国教育が行われてきたかの現れでしょう。

もちろん愛国心は大事です。今の日本には少々欠けている面もあります。
しかし、本当の愛国心が国民にあったのなら、もう少し戦争に疑問を感じる方々の手記等が残っていてしかるべきです。
これは自分で判断した愛国心ではなく、与えられた愛国心を皆に合わせてこれ見よがしに見せたに過ぎないのです。

戦死者を顕彰し、暗に「貴方達も国難に遭ったなら同じように国のために命を捧げなさい」と言うことは、他の国でもあることなのでそれほど目くじらをたてる必要はありませんが、宗教と関係なく行われなければなりません。
何故一宗教法人に過ぎない靖国神社が国の戦死者を祭っているのか。ここが問題になってしまいます。

また、戦死者以外も含まれている所が問題でしょうね。
私はA級戦犯の方に戦争責任を押し付ける考え方には反対ですが、戦死者を祭るという大前提を考えると戦場で倒れた方以外を祭ることは止めておいた方が良いと思います。
もし戦犯の方も祭りたいのであれば、日本兵の犠牲となった他国の人も含め、範囲をもっと広げて戦争中に無くなった方全てを対象にするべきです。

しかし、小泉さんもどうせ参拝するなら紋服でちゃんと参拝すればいいのに。
私は参拝に反対ですが、今さら略式にしても外国からは同じ文句を言われるのですから、それこそ信念に従ってきちんと参拝すれば良かったと思いますが…
posted by 熊谷としひと at 07:51| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(2) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

酒税の改正〜ビールが安くなる〜

今日はロッテが優勝を決めてこの上なく嬉しゅうございます。
ビールがうまいのなんのって。

ビールといえば、今度酒税が抜本的に見直されるようですね。外国と比べ圧倒的に高かったビールの税金が下がり、焼酎・ワイン等が値上げになります。
発泡酒や第三のビールなども値上げになるため、テレビなどでは「サラリーマン狙い撃ちの増税だ」と言われていますが、それは早計な気がします。

そのお酒が何でできているかで酒税を変えてしまうと、発泡酒や第三のビールのような抜け穴ができてしまい、永遠にいたちごっこを繰り返すだけになってしまいます。
それは企業努力じゃないかという主張ももっともですし技術革新の一端を担っているのも確かですが、不毛な争いであることには変わりありません。

ビールが安くなり、発泡酒や第三のビールを開発する必然性が無くなれば、庶民的にはそれでいいのではないかと思います。
総合して値上げになっていれば増税なんですけどね。
posted by 熊谷としひと at 23:56| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小泉さんが靖国参拝!?

今日小泉首相が靖国神社に参拝するそうです。
郵政選挙でここまで圧倒的な支持を受けた以上、これ以上国内にアピールする必要は無くなったと思うのですが…
それとも、これがあるからこそ小泉、という信念なのでしょうか。

何度も言っておりますが、靖国神社という存在は日本にとっては異質なものです。決して日本古来の伝統ではありません。
こればっかりはやるせないですねえ。
posted by 熊谷としひと at 07:30| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月16日

イラク憲法〜国民投票を通過するか〜

新生イラクの憲法草案の賛否を問う国民投票(登録有権者約1560万人)が15日、実施され、同日夕から開票作業が始まっております。
テロによる妨害も懸念されましたが今のところ大規模なテロは行われていないようです。

有効投票数の過半数の賛成で承認されますが、全国18県のうち3県以上で反対票が3分の2に達すれば不承認となるルールのため、スンニ派の動向次第では不承認になる可能性があります。

同じ宗教だったとしても宗派の違いというのは大きいのですね。ましてやフセイン前政権がスンニ派政権で、当時公職に就いていた人たち(バース党)が公職追放を受けている状況では、やはり親米の現政権にはなかなか協力できないのでしょう。

日本でも戦後GHQが当時要職に就いていた人・公務員を一気に公職追放をしましたが、結局はなし崩しに復帰させています。岸首相とかも公職追放を受けた人ですし。
イラクでも、公職追放を緩めて前政権の人たちを大幅に受け入れた方がよいのではないでしょうか。

ちなみにシーア派とスンニ派の違いはこちらを参照ください。
http://www.worldtimes.co.jp/word/040417.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%B3%E3%83%8B%E6%B4%BE
posted by 熊谷としひと at 08:37| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月15日

平成電電のファンド返還無し?〜総額490億〜

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051015-00000012-maip-soci

破綻した通信ベンチャー「平成電電」に関連するファンドが配当金支払いを停止したようです。
元本の返還も、契約期間(5〜6年)終了時に出資金が残っていた場合に限られており、約1万9000人の出資者が犠牲になる可能性があるとのこと。

そもそも「予定基準配当年8%」(後に10%に変更)という時点で既に眉唾ものですが、2万人近くが手を出しちゃったんですねえ。どうしてこういう危ない橋を皆さん渡ってしまうのでしょうか。
フュージョンはIP網を活用するというビジネス上のモデルがあったわけですが、平成電電は元から「こんなんで儲けあるのか?」と通信関係者が疑問に思っていたビジネスモデルだったのですが…

今は通信関係には手を出さない方がよいかと思います。
プロバイダー事業も儲かりませんし、携帯電話会社も今後収益が悪化します。無線LANもおそらく体力勝負になります。

個人的にはソフトバンクがいつバーンアウトするかが気になってしょうがないのですが。。。
posted by 熊谷としひと at 23:36| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月12日

平沼赳夫氏と野田聖子氏、運命の分かれ目

本日郵政民営化法案が衆院を通過いたしました。
前回法案に反対した元自民党議員の動向は、国民新党(綿貫民輔、亀井久興、亀井静香)・新党日本(滝実)の4名と、無所属13名では平沼前経済産業相のみが初志貫徹反対し、残り(野田聖子氏ら)は賛成に回りました。

自民党総裁の公約に反対したにも関わらず初志貫徹できず降服する姿に、国民はどのような感情を抱いたでしょうか。おそらく多くの国民は失望したのではないでしょうか。郵政民営化・反対派、小泉首相支持派・不支持派の双方から見捨てられてしまうのではないでしょうか。
信念を曲げた政治家が大成したことは歴史上ありません。

ただ、これは初志を曲げてまで自民党に居たかったということの何よりの現れなのでしょう。自民党を追い出されるとは、まさか思っていなかったということがこの事だけでも分かります。
また後援会を始めとした地元での声(自民党に戻る道を残してくれ)という声にも逆らえなかったのでしょう。

確かに政治家は地元の支持を受けて当選しなければ何も始まらないのは事実です。
ただ、本当に首相を目指すのであれば、地元の声だけではなく全国的な支持が必要になります。野田氏の行動はおそらく幅広い国民には理解されず、女性初の首相という道もおそらくこれで無くなったでしょう。

そして反対した後も群れずに孤高を貫き、今回も初志貫徹した平沼氏には政治家も国民も一定の敬意を払うことになります。まだ彼が首相になる道は残されているのではないでしょうか。
私は郵政民営化を巡る政治家の行動で最も印象に残った議員は平沼氏です。度量の大きさを感じました。
posted by 熊谷としひと at 23:42| 東京 ????| Comment(1) | TrackBack(3) | 政治・経済・歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする